スモールビジネス・オーナーがコンサンタントになるための6つのステップ


こんにちは、鉾立です。

「誰もがコンサルタントになれる」というのは本当です。

特に、すでに自分のビジネスを持っているスモールビジネス・オーナーは、すぐにコンサルタントになれます。

コンサルタントになるための6つのステップ、あなたは知りたい?

 

多くのスモールビジネス・オーナーは、既存のビジネスだけで完結

私は2009年の独立前に企業再生コンサルティング会社で働いていたこともあって、行政書士事務所として独立した当初から、自然な流れで財産承継コンサルティングサービスをメニューに入れていました。

いわゆる行政書士業務というのは「手続き業務」になるので、報酬の相場は決まっています。

ところが、財産承継コンサルティングサービスをメニューに加えたことで、価値に応じた報酬体系を柔軟に設計することができましたし、実際にそこから収益を生み出しています。

そんなことあって、ある程度自分のビジネスを回している経営者に会うと、コンサルタントをやればいいのになあ、と思うことが多いです。

もちろん、向き、不向きはありますが。

多くのスモールビジネス・オーナーは、既存のビジネスだけで完結しています。

けど、結果を出しているあなたから、ノウハウを聞きたい人、お金を払ってでも教えてほしい人はたくさんいると思うんです。

 

スモールビジネス・オーナーがコンサルタントになるための6つのステップ

では、どうすればコンサルタントになれるのか?

次の6つのステップを実践すればいいだけです。

ステップ1
自分のビジネスの失敗や成功の記録を残しておく

あなたがコンサルティングサービスを提供する場合のベストなお客さんは、あなた自身が経験・体験したことで培ってきたノウハウを買いたい人です。

こういうときに失敗した、こうしたときに成功した、という自分の経験・体験の記録を残しておくようにしましょう。

そのときのポイントは、具体的な数字やリアルな資料として残しておくこと。

例えば、あなたが過去に複数の媒体に求人広告を打ってスタッフを採用していたとすれば、媒体の種類、掲載費、反応件数、求人チラシの現物、などの記録を残してきましょう。

ステップ2
体系的なノウハウ集にまとめる

ステップ1で集めた記録を、体系的なノウハウ集にまとめます。

おすすめは、あなただけのコンサルティングブックを作ること。

この1冊のファイルを見れば、あなたのノウハウが詰まっている、という状況が理想です。

そしてここでのポイントは、「体系的」であること

例えば、あなたのビジネスが物販なら、「商品企画」「事業計画」「資金調達」「集客」「販売」「求人」など、コンサルティングサービスとして提供しやすいように体系立てたノウハウ集にまとめます。

ステップ3
コンサルティングメニューを作り、情報を発信する

どんなコンサルティングサービスを、どのくらいの期間で、いくらで提供するのか決定します。

この段階では、自分のコンサルティングサービスをいくらで設定したらいいのか、と悩むかもしれません。

初めは、①似たようなコンサルティングサービスを提供している競合の価格を調べる、②自分が必要とする年収から時給を割り出す、という方法がおススメです。

ステップ4
最初のクライアントを見つけて実績を作る

すでにある程度自分のビジネスを回している人であれば、同業者や取引先、起業予定者などから、ビジネスの相談を受けたことがあるのは一度や二度ではないでしょう。

今後は、自信をもって、あなたのコンサルティングメニューを相談者に伝えましょう。

ただし、このステップでの目的は、テストマーケティングによる実績作りになります。

報酬は二の次で、「実績」や「事例」、「お客様の声」を集めることに注力しましょう。

ステップ5
コンサルティングメニューをブラッシュアップして、対外的に情報を発信する

ステップ4で作った作った実績を基に、コンサルティングメニューをブラッシュアップして、Webサイトを整備する、人に話す、などして対外的に情報を発信します。

ステップ6
ステップ1~5を繰り返す

 

以上、スモールビジネス・オーナーがコンサンタントになるための6つのステップでした。

コンサルタントになると、既存のビジネスにシナジーが生まれたり、人の役に立てているとの満足感も得られます。

ぜひ、チャレンジしてみてください!

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。