40代からの省エネ仕事術 5つのポイント


 

こんにちは、鉾立です。

先日、日経新聞の朝刊のコラムに、こんな話が載っていました。

 

オジサンって何歳からですか?

男女1500人に博報堂生活総合研究所が尋ねた。

回答結果の平均値は43歳。

グラフにすると、確かに43歳付近に山があり、60代や20代など上下に離れるほど低い。

これが世間の常識かと、40代半ばの男性はさびしく思うかもしれない。

​はい?ワタクシ今年45歳になりますが、何か?

まったくさびしさは感じませんが、まあ、確かにいいオジサンだよなあ、との自覚はもちろんありますよ。

先日友人からDJイベントの誘いを受けましたが、イベントのスタートが夜の11時と聞いて、いや絶対無理でしょ、と断りましたし、一番上の姪っ子は来年就活で、再来年はもう社会人です。

ただ、もう歳だから最近カラダが疲れ気味で、、とは絶対に言いたくないですけどね。

とはいえ、30代の頃と比べて、確実に体力は落ちているわけです。

仕事においても、もう若い時のように体の無理が効きません。(無理をすると、エネルギーの消耗が激しくて一日もちません、、)

そこで最近は、「仕事は省エネで」をモットーに、次の5つのポイントを意識して仕事をしています。

 

40代からの省エネ仕事術 5つのポイント

1.マインドセット

「80対20の法則」はご存知でしょうか。「ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している」という法則ですが、「仕事の成果の8割は、2割の仕事が生み出している」と置き換えてみましょう。まずこの「2割の仕事」だけに集中すればいい。あとの8割は、できなくても大勢に影響はない、と割り切るようにしています。

2.基礎体力作り

40代になると、何もしなければ体力はどんどん衰えていきます。現状維持のためにも、基礎体力作りは欠かせません。私の場合は、週2回の朝ラン、週2回の筋トレを継続しています。(ウォーキングだけでも十分だと思いますが)

3.時間配分

一日の中で、気力、体力が最も充実しているのは午前中の3時間。集中力を要する重要な仕事は午前中に、その他の仕事は午後に行うようにスケジューリングしています。

4.ToDoリストの優先順位付け

ToDoリストを作って仕事をタスク化するというスタイルは、30代の頃から行っていました。40代になってから気を付けているのは、ToDoリストの優先順位付けです。書籍『7つの習慣』で紹介されている「時間管理のマトリックス」を念頭に、ToDoリストを①「緊急かつ重要な領域」、②「緊急ではないが、重要な領域」、③「緊急であるが、重要ではない領域」の順番で片付けるようにしています。

では、①「緊急かつ重要な領域」の仕事がいくつもあるときに、何を優先するのか?そのときは、書籍『エッセンシャル思考』で紹介されていた、「今、何が重要か(What’s Important Now?)」という問いかけを自分にして、現時点で最も重要な仕事を一つ選ぶようにしています。

5.フィジカルコントロール

40代になると、体が本当に疲れやすくなります。すると人間、無駄なエネルギーは極力使いたくない、と思うようになるんですね。体力を温存するというか。そこで意識しているのが、体の動きや使い方普段の仕事の動作において、極力、無駄のない所作を心がけています。

そして、マインドフルネスも仕事には有効。ちょっと気を張りすぎて疲れたかな、と思ったら、目を閉じて「私は、いつでもいまここに注意を向けることができ、脳に休息を与えている」と頭の中で唱えて深呼吸すると、体の力がスッと抜けて、不思議と体力が回復します。

 

と、ここまで書いて思いましたが、30代から、こうして仕事をしていても良かったのかな。

「人生100年時代」と言われていますが、体力的に無理をせず、長く楽しく仕事をしたいものですね。

 

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。