【書籍紹介】これはめちゃ便利。「コピーライティング技術大全」


 

「う~ん、Webサイトから売上を上げるためにはコピーライティングの知識が必要なのは分かっているけど、何から勉強すればいいか分からないんだよな~」

と考えているそこのあなた!

めちゃ便利な良書があるんです。

さっそく、もったいぶらずに紹介しますね。

 

Amazonリンク コピーライティング技術大全――百年売れ続ける言葉の原則/神田 昌典 (著), 衣田 順一 (著)

 

「コピーライティング技術大全」

タイトル通り、コピーライティングの技術が網羅的・体系的に整理されているこちらの書籍。

コピーライティングをこれから学ぶ人にとっては何度も読み返すべき教科書として、ある程度学んでいる人にとっては体系的に学び直すためのテキストとして、めちゃ便利に使える内容になっています。

もっとも、本書をオススメする理由はそれだけではなく。。

この本の良いところは、読んでるそばから自社のサイトやビジネスモデルを改善したくてウズウズしてくるところ。
読んでみれば、本書が単なる教科書・テキストではないことがよく分かると思います。

著者は、言わずと知れた日本を代表するマーケターの神田昌典氏。
そして、神田氏の経営する会社のマーケティング・コピーライターである衣田順一氏。

今から10数年前のことですが、私が独立する際に読んだ本の中で一番役に立ったのが、

あなたの会社が90日で儲かる!
60分間・企業ダントツ化プロジェクト
口コミ伝染病

といった、神田氏の一連の書籍でした。

 

では早速、私が本書を読んでマーカーを引いた箇所を少しだけご紹介しますね。

 

フロントエンドの役割は集客であり、信頼関係構築。
だから、価格以上の商品・サービスを用意し、払った金額以上の価値を確実に感じられるものにすることが必要だ。
価格が安いからテキトーなものにしようとすると絶対にうまくいかない。

 

LP・セールスレターは文章量が多いので、変化がないと途中で飽きる。
そこで、小休止的な意味合いで、(中略)サブヘッドを入れると読みやすくなる。
また、サブヘッドだけを拾い読みしても、だいたい流れがわかるようにしておくと効果的だ。

 

人は見出しを見て、自分に関係あるものか、読むに値するかを瞬時に判断する。
(中略)LP・セールスレターはもとより、メール、ブログ記事など、すべては見出しによって読まれるかどうかが決まる。
その内容がどれだけ面白くても、どれだけ役立つものだとしても、中身が読まれなければ伝わらない。
だから、見出しが一番重要なのだ。

 

職人が1個ずつ手づくりするので、1日10個しか生産できません。
この製品をつくれる職人は3人しかいません。
だから1日30個が生産できる限界なのです。

 

ターゲットを絞ってしまうと、それ以外には売れなくなると勘違いする人も多い。
実際一つの商品・サービスでターゲットが複数のグループになることはよく ある。
その場合、どうするか?ターゲットを分けて、複数のLPを用意する。
そうすれば、複数のターゲットに売れるようになる。

 

本書にはほかにも、

  • インパクトのある見出しをつくる8要素「BTRNUTSS(バターナッツ)」
  • 人を動かす文章の構造
  • 成約率を高める32のライティング技術
  • インターネットで活用するコピーライティング技術

などが、豊富な図を用いながら解説されています。

 

早速私も、本書を読んでいるそばからウズウズしてしまい、鉾立榮一朗事務所のWebページ改善に着手しました。

本書にまとめられているコピーライティングの技術は、ひと昔前だと、多くの関連書籍に当たる必要があったり、高額セミナーを受けたりしないと得られない知識だったと思います。

それが、たった2、3千円(kindle版は2,851円、単行本は3,520円)で得られると考えると、破壊的に高コスパですね。。

ただし、実際に「売上」という成果を上げるためには、この技術を自社のマーケティングに違和感なく当てはめる「技術」が必要

こればかりは、テスト、テスト、テストで身につけるしかありません。
(センスももちろんあると思いますが)
実践あるのみですね。

 

Amazonリンク コピーライティング技術大全――百年売れ続ける言葉の原則/神田 昌典 (著), 衣田 順一 (著)

 

追伸

また、あなたのビジネスに役立ちそうな書籍があったら紹介しますね。

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。