【マーケのアイデア】商品・サービスに「体験」を紐づける


自社の商品・サービスを売るときに一番大事なこと。

それは、お客さんに、その商品・サービスを購入することで得られる便益(ベネフィット)を伝えることです。

今回は、そのベネフィットの一つである「体験価値」について一緒に考えてみようと思います。

体験価値とは何か?

最近は、人々が「モノ」よりも「体験」に価値を置く傾向が強まっていると言われています。

いわゆる「コト消費」と呼ばれるものですね。

ライブ、ワークショップ、旅行など、体験にお金を使いたいと考える人が増えています。

体験価値とは、その商品・サービスを購入することで得られる、感動や喜び、思い出などのことを意味します。

商品やサービスが提供する単なる機能や利益以上に、感情的なつながりを築くことが体験価値の本質になります。

商品・サービスに「体験」を紐づける

では、自社の商品・サービスには、どんな体験価値があるでしょうか?

単なる商品・サービスの提供ではなく、その周りに体験を構築することはできるでしょうか?

例えば、鉾立榮一朗事務所の場合、体験価値は「相談」という形で提供されます。

お客さんは、「専門家との対話を通じて解決策を見つける」という体験を得ることができます。

問題点や課題を共有し、アドバイスを受けることで、感情的なつながりが生まれます。

そして信頼関係が築かれて、「依頼」という結果につながっています。

事前に見込み客が体験をイメージできるようにする

集客の面では、見込み客が体験をイメージできるようにすることが重要になります。

自社WebサイトやSNS、広告などで、

  • 画像
  • 動画
  • ストーリーを語ったコピー

を活用して、体験の一部を事前に伝えることができます。

これにより、見込み客は、商品・サービスを購入する前に、その価値と魅力を把握できるようになります。

 

体験価値を商品・サービスに組み込むことは、競合との差別化においても効果的な方法になると思います。

【問1】
自社の商品・サービスには、どんな体験価値があるか?

【問2】
単なる商品・サービスの提供ではなく、その周りに体験を構築することはできるか?

ぜひ、自社の商品・サービスの体験価値を考えてみてください。

 

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。