【マーケのアイデア】シンプル イズ ベスト
今回は、「商品・サービスの選択肢を減らすことで、売上を上げる方法」についてシェアしようと思います。
あなたは、自社(自分)の商品・サービスを、見込み客にどのように紹介している?
「当店では、こんなにたくさんの種類の商品(サービス)があります。どれもおすすめです。ぜひご覧ください」
というように、初めから商品・サービスの選択肢が多すぎると、どうなるでしょうか?
残念ながら、それは売れないパターンの典型かもしれません。
選択肢が多すぎると、一般的に、見込み客は次のように感じてしまうものです。
「結局、どれを選んだらいいかわからない…」
「比較検討するのが面倒だわ」
「他のお店にしようかな…」
つまり、選択肢が多すぎると、見込み客が購買意欲を失ってしまうからです。
では、どうすればいいのか?
答えは、「シンプル イズ ベスト」。
そう、商品・サービスは、極力シンプルにするのがベストです。
特に、見込み客に最初に見てもらう商品・サービスは、シンプルに1つに絞った方が良いと思います。
例えば、
- 「おススメ」や「一押し」、「看板商品(サービス)」を、一番目立つようにポップで打ち出す
- 自社Webサイトに、見込み客流入用の特集記事(ランディングページ)を作る
- 「○○専門」、「○○の専門家」と打ち出す
というように、見込み客の注意を1つの商品・サービスに集中させることで、
見込み客の興味・関心を引く
↓
その商品・サービスの価値を伝える
↓
その商品・サービスの購入へと導く
といった流れがスムーズになります。
もちろん、複数の商品・サービスを提供すること自体は悪くありません。
しかしそれは、まず興味や関心を持ってもらってから、あるいは一度買ってもらってからの話。
そのタイミングで、「実はこんな商品(サービス)もあります」
と伝えた方が、多くの場合は反応が良くなります。
つまり、商品・サービスの選択肢は、
「最初は少なくして集中させる」
「その後は増やして広げる」
という戦略が有効です。
例えば鉾立榮一朗事務所の場合。
2009年の独立当初(当初は「ほこだて行政書士事務所」)は、Webサイト上で様々な手続き業務を総花的に列挙していました。
そこから、専門性を打ち出すべく、個別の手続き業務に特化したランディングページを順次作成。
現在は、そのランディングページを読んだお客さんが、「○○手続きの専門家」として当事務所を認知したうえで、問い合わせをされています。
その後、実際にご相談につながったお客さんに対して、「財産承継コンサルタント」として、複数ある手続きの選択肢の中から、オーダーメイドな問題解決手法を提案しています。
結果として、
- お客さんが当初依頼しようとしていた手続きとは異なる手続きの依頼を受ける
- 複数の業務の依頼を受ける
ことも少なくありません。
商品・サービスの選択肢は、「シンプル イズ ベスト」。
ぜひ知っておくと良いと思います。
追伸
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鉾立 栄一朗
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