お客さんの期待を裏切らない


 

今回のテーマは、「お客さんの期待を裏切らない」

スモールビジネス・オーナーというのは、自分でリスクを負ってビジネスを行っているからか、良くも悪くも、自我が強くて強烈な人が多い(笑)。

この自我の強さが、ビジネスでプラスに働けばいいのですが、マイナスに働くと、自然とお客さんが離れていってしまうため注意が必要です。

なぜなら、自我の強さが、お客さんの期待を裏切ってしまうことがあるからです。

お客さんの期待を裏切らないためのキーワードは、自己(自社)客観視

「お客さんの側からみて、自分(自社)がどう見えているのか?」

を常に意識して、自我とのバランスを取りたいものです。

身近な話で言うと、例えば、仕事の際の服装。

在宅ワークや一人で完結する仕事なら、どんな服装でもいいと思います。

が、お客さんと接する仕事をしているのに、自分本位な服装で仕事をしていたとしたらどうでしょう。

「医者は白衣を着ているもの」というように、お客さんからすると、「専門家はこうあってほしい」と期待する人物像があるもの。

第一印象でお客さんの期待を裏切ると、たとえ良い商品・サービスを提供していたとしても、マイナスの印象をプラスに持っていくのは大変です。

お客さんと接する仕事なら、「見た目」にも気を付けたいものです。

ほかにも例えば、

  • 独りよがりな商品・サービス開発
  • お客さんを困惑させる謎ルールの設定
  • お客さんをがっかりさせる商品・サービスの改悪

など。

普段から自己(自社)客観視を怠らず、客さんの期待を裏切らないようにしたいものです。

そういえば昔、インドネシア料理屋さんでバイトしていたときのことを思い出しました。

そのお店のコンセプトはバリ島で、ホールスタッフは皆、現地の民族衣装のようなユニフォームを着て接客していたんですよね。

ある日、私がお客さんに料理の説明をしていたら、「日本語、お上手ですね」と言われました。
(たしかに、あちら寄りの顔をしていますが。。)

そこは当然、そのお客さんの期待を裏切ってはいけないと思い、「ありがとうございます!」とバリの人になりきって対応しました(笑)。

それにしても、今年の夏はめっちゃ暑いですね!

私の仕事の服装も、年々ラフな格好になってきているような。(本当はTシャツ&短パンで仕事をしたい。。)

自己客観視を忘れずに、「見た目」がお客さんの期待を裏切らないように気を付けたいと思います。

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。