お客さんから教わり、次のお客さんに伝えるサイクル


こんにちは、鉾立です。

仕事において、

「お客さんから教わり、次のお客さんに伝えるサイクル」

を大事にしています。

ん?それってどういうこと?

つまり、こういうことなんです。

 

お客さんから教わり、次のお客さんに伝えるサイクル

お客さんと面談や打ち合わせをしていると、

ときどき、ハッとするようなことをお客さんから教えてもらう(気づかせてもらう)ことがあります。

以前、財産コンサルティングのクライアントさんから、

「自分で調べたことなんですが、、 ○○の場合、○○という可能性はないんでしょうか?」

という質問をされて、私自身、盲点だったことだったので、なるほど~ こういう視点もあるよな、と気づかされました。

今では、毎月の『無料個別相談』の際に、

「○○の場合、○○という可能性があります」

と、その知識を別のお客さんに伝えています。

長年この仕事をしていると、実に多くのことをお客さんから教わっているなあ、と実感します。

この教わったこと(知識、着眼点、感情など)を、次のお客さんに伝える。

すると、

・お客さんへのアドバイスに厚みが出る
・お客さんの満足度が高まる
・お客さんからの信頼度が上がる

といったことが起こります。

「お客さんから教わり、次のお客さんに伝える」。

このサイクルを、私は大事にしています。

 

「専門家」であることの罠

このサイクルを回すために大事なことは、当たり前のことですが、「お客さんの話をきちんと聞く」こと。

お客さんの話をきちんと聞く、ときには最後まで聞ききらないと、せっかくの有益な情報を仕入れることができません。

ただし、ここに一つ罠があります。

我々スモール・ビジネスオーナーは、その扱う商品・サービスについての専門家です。

ほとんどの場合、お客さんよりも、その商品・サービスのことを詳しく知っています。

すると、どうしても、お客さんに専門知識を「教えるだけ」の一方通行になりがちです。

よく、「はいはい、またその話ね」と、人の話を最後まで聞かないで、人の話をさえぎって、自分の話をしたがる人っていますよね?

お客さんに気持ちよく話をしてもらうには、

・なんでも話せる場の空気
・関心を持って話を聞く姿勢

がとても大事。

先入観にとらわれず、頭を柔軟に、お客さんから教えてもらう。

そして、お客さんに教わったことを、次のお客さんに伝える(フィードバックする)。

そんなサイクルを意識してみてください。

きっと、勝手にビジネスが進化していくと思いますよ。

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。