独立したての人がネット集客で陥りやすい罠とは?
こんにちは、鉾立です。
以前、「ビジネスで最も重要な行動指針とは?」というタイトルの記事で、ある本との出会いによって私の元々の性格や気質(自己中、自分本位)に変化があったという話、そして現在私が最も重要視する行動指針が生まれたという話をしました。
今回は、その記事にも通じる話で、独立したての人がネット集客の際にやってしまいがちな残念なことと、なぜそれがマズいのか、という点についてお伝えしようと思います。
独立したての人がネット集客の際にやってしまいがちな残念なこと
「ネットを一切使わずアナログ・紹介営業だけで集客する」ということでない限り、今ビジネスを始めようとする人のほとんどが、
・ホームページ
・ブログ
・SNS
・ポータルサイト
など、何らかの形でインターネットを活用するのが一般的だと思います。
そして、「まずは無料のブログやSNSを頻繁に更新して集客につなげよう!」と考えて、毎日せっせと情報発信する、とここまではいいのですが、
記事やタイムラインが、
「新米ですが、これからもっと成長したいと思います!」
「まだまだ経験不足ですが、勉強しながら頑張ろうと思います!」
と、「初心者」であることが読み手に伝わる書き込みで埋まりはじめたら要注意。
(そんな人に限って、新しく始めたブログが「新米○○の成長日記」「ひよっこ○○のスペシャリストへの道」なんてタイトルだったりします)
独立起業して、日々奮闘している自分の想いを伝えたい!とテンションが上がる気持ちは分かるのですが、、
お客さんが読んだら、どんな印象を受ける?
もしかして、そんな「初心者」を応援しようと思うお客さんも中にはいるかもしれません。
が、「応援消費」というのは一時的なものでなかなか続かないもの。
多くのお客さんは、「自分の問題を解決してくれるプロフェッショナル」から商品・サービスを買いたいと思っているでしょう。
それは、飲食業であれ、介護事業であれ、士業であれ、どの業界でも同じこと。
ネットでいろいろ調べていてブログを見たら、運営者が「初心者であることをアピールしている人」だった、、
私なら、「この人から買っても大丈夫?!」と思ってしまいます。
毎日せっせと更新しているブログやSNSの読者は、「初心者」のことが気になっている同じく起業したばかりの同業者や、内輪の友人ばかり、、という事態は避けたいものです。
独立当初からプロフェッショナルとして振る舞う
人は、放っておくと、「主観」が強くなりがちである、と私は思っています。
ただでさえ独立起業する人というのは、強い情熱(強い主観)を持っています。
ネットで情報発信する際は(特に独立当初は)、「客観」を意識していないとお客さん不在の自分本位のコンテンツになりがちである、という点を心に留めておくと良いかもしれません。
自分(自社)の
・ホームページ
・ブログ
・SNS
が他者からどのように見えているのか?
やはりお客さんは、自信を持ってプロフェッショナルとして振る舞っている人、自分にとって役立つ情報を発信している会社や店から商品・サービスを買いたい、と思うのではないでしょうか?
この点に気づけること、つまり「自己客観視」ができる、ということが、ビジネスではめちゃくちゃ重要なのだ思います。
ちなみに、「ビジネスで最も重要な行動指針とは?」の記事にも書きましたが、私が最も重要視している行動指針は、「相手の立場に身を置く」です。
例に漏れず、私も放っておくと、主観が強くなりがち。
その戒めとして、常に「自己客観視」を意識するために当事務所の行動指針としています。
あなたのビジネスは、お客さんからどう見えてる?
P.S.
この記事を独立前の自分に読ませたいですわw
追伸
スタートアップ時のネット戦略に関心がある方はこちら
↓
https://hokodate-eiichilaw.com/business/startup/
鉾立 栄一朗
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