情報発信することのメリット・デメリット②【デメリット編】
こんにちは、鉾立です。
前回の記事では、自分のビジネスでまだ情報発信をしていない人向けに、「情報発信をすることのメリット」についてお伝えしました。
なぜ鉾立が情報発信を行っているのか、その理由が分かったんじゃないかと思います。
でも、「メリットしかないんだから、やらない理由はない!」などと言うつもりはありません。
今回は、「情報発信をすることのデメリット」についてお伝えしようと思います。
情報発信をすることのデメリット
まだ情報発信をしていないクライアントさんと話しをしているときによく出る話なのですが。
大きく分けて、2つのデメリットがあります。
1.手間がかかる
これはある意味仕方がないです(笑)。
継続的に情報発信を行うには、
・ネタを仕入れる
・執筆時間を確保する
・メディアに情報を乗せる
といった作業が発生します。
「慣れ」と「仕組み化」で何とかなる部分ではありますが、、
実際、手間がかかるというデメリットがあります。
2.情報コントロール上のリスク
もう一つは、情報コントロール上のリスクです。
①個人情報
特にスモールビジネス・オーナーの場合は、個人の信用でビジネスを行っている人が多いと思います。
その場合、情報発信をするということは、個人の情報をメディアに乗せるということ。
その点をどう考えるかですね。
私などは、名前、顔などの個人情報の露出は、「ビジネス上の信用に役立つから」と割り切っていますが、、
個人情報について慎重な人にとってはデメリットに感じるでしょう。
②情報のひとり歩き
SNSで炎上した、なんていうのが典型的ですが、こちらの意図したことが伝わらずに、発信した情報がひとり歩きしてしまう可能性がある、というデメリットがあります。
これに関しては、私の場合は、
・思いつきで情報発信をしない(一拍おく。時間を置く)
・他者への影響を想像する(情報を客観視する)
・ビジネスアカウントでは政治、宗教などへのコメントは控える
ようにしています。
③ビジネスの匿名性が高い場合
そもそも情報発信をしない方がいい、というビジネスも存在します。
例えば、
・口コミ紹介だけでうまくいっているビジネス
・「隠れ家を売りにしている飲食店」など、情報の希少性を売りにしているビジネス
・大手が参入していない(気づいていない)ビジネスで、すでに十分な利益を確保できている
など。
そのようなビジネスを行っている場合は、わざわざ情報発信する必要はないでしょう。(このままひっそりと、、)
④ブランディングのマイナス効果
よくありがちなのが、起業したての人が、「新人なので頑張ります!」的アピールを行うこと。
お客さんは、プロに任せて安心したいはずです。
「新人」であることをアピールすることで、自分のブランドを落としてしまっている残念な例です。
また、役立つ情報や面白い情報を発信せずに、売り込みばかり行っていると、「またか」ということになってブランドが下がってしまうでしょう。
ただ、こういったデメリットがあるからこそ、情報発信を行うことが競合にとっての障壁になっているのも事実。
ちなみに、「手間がかかる」という点についての解決策は、「楽にできる仕組みを作る」ということにつきます。
これについてはいくつかのノウハウがあるので、次回、またお伝えしますね。
追伸
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鉾立 栄一朗
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