情報発信が楽になる仕組みの作り方【その1】
こんにちは、鉾立です。
前回の記事で、自分のビジネスでまだ情報発信をしていない人向けに、「情報発信をすることのデメリット」についてお伝えしました。
やはり大きなデメリットは、「手間が増える」、ということになるんじゃないかと思います。
ただ、これには解決策があります。
それは、一言で言うと、「楽になる仕組みを作る」ということにつきます。
色々ノウハウがあるのですが、これから3回の記事に分けてそのエッセンスをお伝えしようと思います。
情報発信が楽になる仕組みの作り方
その1 ルーティン化
ルーティンとは、「決まりきった仕事」、「日々の仕事」という意味です。
つまり、情報発信というタスクを、「いつもの決まりきった仕事」、「日々行っている仕事」にしてしまうということが、仕組み作りの出発点となります。
そのためのポイントが、次の3つ。
1.情報発信の頻度を決める
以前このブログで紹介した、「ザイアンスの法則」のことを覚えているでしょうか?
「繰り返し接すると好意度や印象が高まる」というのは、それを指摘した心理学者の名前をとって、ザイアンスの単純接触効果(ザイアンスの法則)と呼ばれています。
<目次>
面倒くさいけど、、やれば確実に競合と差別化できる方法【ザイアンスの法則】 | リバイバル通信 | 西荻窪の経営・起業アドバイザー
つまり、情報発信も、単発で終わらせるのではなく、繰り返し行うことがとても大事。
この繰り返しの情報発信を、思い付きのタイミングで、「よっこらしょっ」と行うのではなく、例えば「毎週水曜日に行う」など発信頻度を決めてルーティン化してしまえば、あらかじめやるべきことが決まってくるので、手間が簡素化されて楽になります。
ちなみに発信の頻度は、
・編集が伴うニュースレター系(手間大) → 月1回の発信
・専門記事などのコンテンツ系(手間中) → 週1回の発信
・日々のちょっとした気づきなどの日記系(手間小) → 毎日の発信
などとすると、無理なく続けられると思います。
2.タスクを行う時間を天引きする
情報発信を行う場合、主に次のタスクが発生します。
・ネタの仕入れ
・執筆
・情報をメディアに乗せる
・反応の計測
このうち、「ネタの仕入れ」については、私の場合、このために特に時間を取っているわけではなく、ふと思いついた瞬間や隙間時間に行っています。(詳しくは次回の記事に譲ります。)
その他のタスクについては、時間を確保してルーティン化しています。
そのときポイントになるのが、タスクを行う時間を、通常業務の時間からあらかじめ天引きしておくということ。
未来の売上を作る仕事、つまりマーケティングは、スモールビジネス・オーナーにとって重要度の高い仕事のはずです。
「情報発信」は、言わば未来の売上を作る仕事。本来、優先的にスケジュールに組み込むべき仕事なんですよね。
私の場合、例えばこの【リバイバル通信】は、
・執筆時間 → 毎週月曜日の午前中の30分(長いときで1時間)
・ブログへの記事アップ&メルマガセット → 毎週水曜日の午前中の30分
・SNSへの記事アップ → 毎週水曜日の正午5分
・反応の計測 → 毎週月曜日の夕方2~3分
と、タスクを行う日時を決めていて、あらかじめ時間を確保(天引き)しています。
ちなみに執筆時間を「毎週月曜の午前中の30分」としている理由は、
・水曜日配信なので、月曜日に執筆してから記事を2日寝かせると、推敲の時間ができて記事のクオリティが上がる
・午前中は脳のパフォーマンスが高いため、執筆時間に向いている
からです。
3.習慣化
タスクをルーティン化すれば、時間の経過とともに習慣化されるので、情報発信が楽になります。
「習慣化に必要な期間については、続けたいと思う習慣の種類によって違う」ということは以前の記事で紹介しました。
面倒なことを習慣化するコツ | リバイバル通信 | 西荻窪の経営・起業アドバイザー
それによると、情報発信(行動習慣)の習慣化に必要な期間は1か月。
1か月間、頑張ってみませんか?
ちなみに、初めての情報発信で、私がクライアントさんにまずお勧めするのは、毎月発行のニュースレターです。
鉄板のコンテンツは、事例やお客様の声。
日々お客さんからアンケートを取れる仕組みを作っておけば、まずネタに困りません。
鉾立榮一朗事務所でも、まず最初に始めた情報発信はニュースレターでした。
ニュースレター『財産承継サポート通信』 – 行政書士 鉾立榮一朗事務所
次回は、情報発信が楽になる仕組みの作り方【ノウハウその2】をお伝えしますね。
追伸
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鉾立 栄一朗
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