面倒くさいけど、、やれば確実に競合と差別化できる方法【ザイアンスの法則】


 

こんにちは、鉾立です。

当たり前のことですが、ビジネスというのは、数ある競合の中からお客さんに選ばれ続けることではじめて成り立ちます。

お客さんから選ばれ続けるためには、「競合との差別化を図る」という視点がとても重要。

あなたのビジネスは、どうやって競合との差別化を図っている?

今回は、面倒くさいけど、やれば確実に競合と差別化できる方法をお伝えしようと思います。

 

7年間継続しているニュースレター

鉾立榮一朗事務所では、毎月『顧客相談サポート通信』というニュースレターを発行しています。

>『顧客相談サポート通信』

読者は主に、信用金庫など地域金融機関の職員様と、金融機関と接点のある税理士・司法書士・弁護士などの士業や建築・不動産関係者。

2010年3月から発行を始めたので、もう丸7年継続しています。今年の3月でvol.85まで回を重ねました。

ちなみに、記念すべきvol.1は、こんな感じでした。

 

で、7年後のvol.85はこんな感じです。アレ!?ほとんど進化がないっすね、、(汗)

 

このニュースレター、経営アドバイスをしているクラアントさんにも「やれば必ず成果出ますよ」とお伝えしています。

が、おおかた、

「よくこんな大変なこと続けられますね」
「いや~私には絶対無理」
「正直、面倒くさいです」

という反応だったりします。

いやいや、面倒くさくて競合がやらないからこそ差別化ができるんですけどね。

ニュースレターに書くネタを欠かさない仕組みを作ればそんなに大変ではなくなるし、作ることが習慣になれば言うほど面倒ではなくなりますよ。

 

成果が出る根拠、それは「ザイアンスの法則」

なぜ、毎月ニュースレターをお客さんに届けると成果が出るのか?

最近読んだこちらの本に、その要諦がまとめられていたので引用しますね。

『小さな会社の稼ぐ技術』/栢野 克己 (著), 竹田 陽一 (監修), 豊倉 義晴(取材・執筆協力)

 

「同じチラシでも、反応は3回目以降」とは、結果を出した経験者からよく聞く言葉です。モノによりますが、1回まいてすぐ成功することはめったにない。営業でもハガキでもメルマガでも人間関係でも、一度や二度では信頼されない。何でもそうですが、繰り返すことで覚えてもらえ、信用も積み重なっていくものです。

繰り返し接すると好意度や印象が高まるというのは、それを指摘した心理学者の名前をとって、ザイアンスの単純接触効果(ザイアンスの法則)と呼ばれています。その概略を次の三つにまとめてみました。

1 知らない人には攻撃的になり、警戒心を持つ
2 接触回数に比例して好意を抱く
3 その人の人間的側面を知ると、より親近感を抱く

広告宣伝やマーケティングにおいて、とても役に立つ考え方です。

 

このザイアンスの単純接触効果(ザイアンスの法則)は、マーケティングにおいて、極めて重要な法則になります。

私も独立したばかりのときは、金融機関を回っても、すぐに案件をご紹介いただいていたわけではありせん。

「こんちはー!今月号のニュースレターを持ってきました!」とルート営業方式で毎月お店を回り、ニュースレターの紙面にはお役立ち情報のほかにプライベートな話題も掲載するなどして、徐々に親しくなってからポツポツと案件をご紹介いただくようになりました。

※ちなみに本書には、中小零細事業者によるマーケティングの成功事例が多数紹介されています。読めばマーケティング脳が活性化されること請け合いです。ぜひ手に取ってみてください。(→『小さな会社の稼ぐ技術』

 

ニュースレターって本当に効果があるの?

最後に、鉾立榮一朗事務所におけるニュースレター活用の成果の一部をご紹介しますね。

※「鉾立榮一朗事務所HP お客様の声(事例・評判) >地域金融機関の職員様」より抜粋

 


「鉾立先生とは、ニュースレターを持ってきてくれてご挨拶したのがきっかけですよね」(杉並区 信用金庫 次長 M.Y様 40歳 ワンルームオーナーと賃借人間の区分所有マンション売買サポート)

「そんなときに、日頃顔を出してくれていてニュースレターをいただいている鉾立さんの顔が浮かびました」(中野区 信用金庫 次長 T.H様 43歳 パートナー弁護士の紹介)

「前の店にいたとき、ニュースレターを定期的にお届けにいらしていて鉾立さんのことを知りました」(中野区 信用金庫 融資課係長 E.I様 43歳 親子間の不動産売買手続きサポート)

ニュースレターをいつも拝見していて何かあったらお願いしようと思っていました」(杉並区 信用金庫 課長 S.H様 相続手続きサポート)

「鉾立先生なら、ニュースレターの事例を読んでいて、色々やってくれそうだと思いご連絡をしました」(杉並区 信用金庫 支店長代理 H.F様 40歳 代償分割を伴う遺産分割手続き)

「そこでいつも読ませていただいているニュースレターに確か親族間の不動産売買の事例があったはず、と鉾立さんのことを思い出し、名刺を探し、お電話をさせていただきました」(杉並区 信用金庫 融資課長 T.K様 38歳 親子間の不動産売買手続き)

「最近は毎月送られてくるニュースレターを楽しみにしています。あれがあるから電話もしやすい。(笑)信頼関係があるから、先日も私の同僚に口コミで鉾立さんを紹介させていただきました」(新宿区 信用金庫職員 H.O様 50歳 相続相談、事業承継、貸地・借地、兄弟間の権利関係調整など)


 

地域金融機関の職員様には主に紙媒体でニュースレターをお届けしているのですが、2015年1月から、オンライン版の『サポート通信オンライン』の配信を開始しました。

毎月どんな感じの紙面を作っているのか分かると思いますので、良かったら登録してベンチマークしてみてくださいね。

【サポート通信オンライン】WEBマガジン登録 – 行政書士 鉾立榮一朗事務所
チャレンジする専門家・実務家向けに役立つ情報をお届けするメールマガジン、【サポート通信オンライン】。 主に金融マン、士業など、金融機関と接点がある専門家・実務家向けに、地域金融機関の職員様向けニュースレター『顧客相談サポート通信』(毎月)のほか、紙面のスペースの都合で書けなかった有益な情報をメールマガジン形式で無料配信しています。

 

あなたのビジネスでは、ザイアンスの法則を活用している?

 

追伸1

自社でニュースレターの発行を検討しようと考えている方はこちら

https://hokodate-eiichilaw.com/business/newsletter/

 

追伸2

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。