ChatGPTを使って実際にブログを作成する方法(2023年6月7日時点)
前回の記事では、ChatGPTを仕事で使えないか私が色々と試してみたことの中で、実際に使える!と感触を得た使い方をシェアしました。
ChatGPTを仕事で使えないか色々と試してみた結果(2023年5月末時点)
その中で、今一番お世話になっているのが、「文章の叩き台を作成」する機能になります。
- ブログ
- プレゼン資料
- 会合用の挨拶の原稿
などの叩き台としては、かなり優秀なレベルの文章を作成してくれます。
そこで今回は、ChatGPTを使って実際にブログを作成する方法をシェアしようと思います。
なお、私がブログを作成する際に使っているのは、オープンAI社と提携しているMicrosoftが無料で提供しているBingになります。
Bingだと、最新のGPT4が無料で使えるためです。
PCで使う場合は、Microsoft Edgeを立ち上げて、画面右上のⓑマークをクリックしてBingを起動します。
(スマホで使う場合は、Bingアプリを使います。)
続いて、画面上部の「作成」をクリックします。
するとこのような画面になります。
次に、「執筆分野」に、ChatGPTが文章を生成するための指令文(プロンプト)を入力します。
(プロンプトの例)
# 命令書
あなたは、○○です。以下のキーワードからブログ記事を執筆してください。# キーワード
・○○○
・○○○
・○○○
続いて、
- トーン
- 形式
- 長さ
を指定します。
では、ここから実際にブログの叩き台を作成してみますね。
今回は、
「『事前に考えておく仕事』をスケジュールに組み込んでおくことって大事だよね」
という私の個人的な気づきをベースに、仕事術に関するブログを作成してみようと思います。
まず最低限、書こうと思っているブログについて、頭に浮かんだキーワード(記事の骨子となる単語やフレーズ)を3~4個ほど用意しておきます。
次に、「執筆分野」に、ChatGPTが文章を生成するための指令文(プロンプト)を入力します。
# 命令書
あなたは、ブログ「リバイバル通信」の執筆者である鉾立栄一朗です。以下のキーワードからブログ記事を執筆してください。# キーワード
・「事前に考えておく仕事」をスケジュールに組み込む
・出かける際の服選び
・人間は楽をしたがるもの
・時間管理のマトリックス
続いて、
- トーン → カジュアル
- 形式 → ブログの投稿
- 長さ → 中
と指定します。
最後に、「下書きの生成」をクリックします。
すると・・・
ものの数秒で、生成されたコンテンツがダダダダーっと表示されていきます。
今回生成された文章は、以下の通りです。
こんにちは、鉾立栄一朗です。今日は「事前に考えておく仕事」をスケジュールに組み込むことのメリットについてお話ししたいと思います。
私は、毎朝出かける前に服選びに時間をかけるのが嫌いです。どうせ人間は楽をしたがるものですから、できるだけ早く準備を済ませてしまいたいのです。そこで、私は前日の夜に次の日の服装を決めておくようにしています。これによって、朝の時間を有効に使うことができますし、気分もスッキリします。
このように、事前に考えておく仕事というのは、時間管理のマトリックスでいうところの「重要だが緊急ではない」領域に属するものです。この領域の仕事は、計画的に行うことでストレスを減らし、生産性を高めることができます。しかし、多くの人はこの領域の仕事を後回しにしてしまいがちです。なぜなら、緊急性がないからです。
しかし、緊急性がないからといって放置しておくと、やがて「重要で緊急な」領域に移行してしまいます。例えば、服選びを朝にしてしまうと、時間に追われて焦りますし、着るものがなくて困ります。そうなると、一日の始まりからイライラしてしまいます。
そこで、私は皆さんにお勧めしたいのは、「事前に考えておく仕事」をスケジュールに組み込むことです。これは、「重要だが緊急ではない」領域の仕事を「重要で緊急ではない」領域に移動させることになります。この領域の仕事は、自分のペースで行えるものですから、気持ちも楽ですし、クオリティも高くなります。
「事前に考えておく仕事」は人それぞれ違うかもしれませんが、私は以下のようなものを挙げられます。
・服選び
・食事の準備
・会議やプレゼンテーションの資料作成
・旅行やイベントの予約
・買い物リスト
これらの仕事を前日や余裕のある時間帯に行っておけば、当日はスムーズに動けますし、予期せぬトラブルも防げます。
「事前に考えておく仕事」をスケジュールに組み込むことで、時間管理が上手くなりますし、人生も豊かになります。ぜひ試してみてくださいね。
それではまた。
いかがでしょうか?
ちょっとすごくないですか??
私が漠然と頭に思っていたことを、見事に文章化してくれました・・・!
ちなみに、生成された文章がイマイチだった場合は、画面右下の「回転マーク」をクリックすると、別パターンの文章をまた生成してくれます。
また、生成された文章は、画面右下の「コピーマーク」をクリックすれば、Word等に貼り付けることができます。
もちろん、生成された文章を外部に発信するには、内容の検証・修正が必要になります。
また、書き手のキャラに合わせて表現の修正も必要でしょう。
が、1から文章を紡ぎだすよりも、記事の仕上がりまでの時間は圧倒的に早いですし、思わぬ視点から文章が生成されることがあるので、アイデアとして参考にすれば記事の幅が広がります。
以上は、2023年6月7日時点での情報です。
これからもChatGPTをはじめとする生成AIはどんどん進化すると思うので、私もどんどんさわって、とにかく慣れて、仕事に上手く活用していこうと思います。
追伸
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鉾立 栄一朗
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