アナロジー思考を武器にする

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こんにちは、鉾立です。

前回の記事、「新規事業の種をまこう[スモールビジネス・オーナー向け]」では、新規事業の種の発見方法として、「他業界・異業種からヒントをもらう」という方法をご紹介しました。

新規事業の種をまこう[スモールビジネス・オーナー向け]

今回は、この方法について、具体例を交えながらもう少し掘り下げてお話ししようと思います。

 

アナロジー思考を武器にする

なぜ、新規事業の種の発見方法として「他業界・異業種からヒントをもらう」ことをおススメするのかというと、

・同業者だけを見ていると、思考の幅が狭まる
・直接的な競合だけをリサーチしても、お客さんを引き付けるような新規事業のアイデアは出にくい

からです。

そこで、視座を一段上げて、他業界・異業種のビジネスを俯瞰して見てみると、自社のビジネスに応用可能なアイデアが至る所に転がっていることに気づくことができるんですよね。

ここで大事になってくるのが、「アナロジー思考」という考え方。

アナロジーとは、「類推」という意味です。

つまり、「ある情報を、他の別のことに適用する思考を持ち合わせている」という考え方が、とても重要になってきます。

仕事柄、これまで多くの経営者の方と接してきましたが、

「うちの業界は特殊だから」
「異業種ではなく、同業者の成功事例が知りたい」

と、同じ業界・同業種の枠から出ようとしない(出たがらない?)、アナロジー思考をそもそも持ち合わせていない経営者が意外と多いと感じています。

反対に、このアナロジー思考を自分のものとして「武器」にできている経営者は、経営改善のアイデアや新規事業のアイデアがどんどん出てくるように感じます。(ただ、それも行き過ぎると、社員が社長に振り回されることになってしまいますが…)

 

優れたアイデアを拝借する

アナロジー思考を武器にする、ということはどういうことなのか?

それは平たく言えば、「他業界・異業種のビジネスの優れたアイデアを拝借する」ということです。

同業者や、直接の競合のビジネスのアイデアを真似た(パクった)とすれば、場合によっては、パクった相手に嫌な思いをさせることになりますし、何よりも、お客さんを混乱させてしまうことになるかもしれません。

アナロジー思考を武器にして、「他業界・異業種のビジネスの優れたアイデアを拝借する」のであれば、逆に、同業者との差別化になりますし、お客さんに選んでもらえる理由にもなるでしょう。

 

「鉾立榮一朗事務所」の場合

今年の10月、鉾立榮一朗事務所は開業して丸10年を迎えます。

独立当初、同業者だけのコミュニティに積極的に顔を出していた時期もありましたが、そのコミュニティにずっといたとしたら、間違いなく同業者の中で埋没していたでしょう。

アナロジー思考を武器にして、積極的に他業界・異業種のアイデアを拝借してきたから、今があると思います。

例えば、

ニュースレターを発行して金融機関に配るというアイデア
 → ビジネス書を読んで知った、福岡のあるスナックが実践しているアイデアを拝借

・毎月第1土曜日に自前の『無料個別相談』を実施するというアイデア
 → 取引先信用金庫のアイデアを拝借

・Webページの記事構成
 → 「おすすめ情報サービス」mybestの記事構成のアイデアを拝借

などなど。

というか、ほとんどすべての私のビジネス上のアイデアは、他業界・異業種のアイデアから拝借しています(笑)。

何もないところからオリジナルのアイデアを創れるとしたら、それはとても素敵なことだと思います。

が、私にそんなことができれば、今頃何か他のことをやっているでしょう(笑)。

アナロジー思考を武器にする。

それでも十分、ビジネスで面白いことができると思いますよ。

 

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た学びと、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。