店舗・事務所など、来店型のビジネスモデルを変えるアイデア5つ
こんにちは、鉾立です。
新型コロナウイルスの猛威が止まりません。
現在緊急対策として、現金給付、商品券、減税などが議論されていますが、結論が出るにはまだまだ時間がかかりそうです。
一方で、多くのスモールビジネス・オーナーが、
- 今をどう乗り切るか
- これから自社のビジネスをどうかじ取りしていくか
- 今後、自社のビジネスモデルを変える必要があるのではないか
と日々考え、悩まれているものと思います。
そこで今回は、店舗・事務所など、来店型のビジネスがビジネスモデルを変えるためのアイデアを整理してみました。
<目次>
1. テイクアウト
自粛要請が続くなかで、多くの個人経営の飲食店が売上の減少に直面していることと思います。
当社があるJR西荻窪駅周辺では、テイクアウトに力を入れる飲食店が増えてきています。
本日も品揃えが豊富になってきましたよー!お弁当だけでなく、おかずの種類も多くしてました!食卓の一品としていかがですか?
お待ちしております! pic.twitter.com/8pBbiHvWDq
— 西荻タイ料理 ハンサム食堂 (@handsomedelica) March 31, 2020
西荻窪の大好きなお店【じんから】さん🏮
テイクアウトで頑張っています✨スーパーで買いだめするより、美味しいと思うんだけどなぁ😋
お近くの方は、覗いてくださいっ🍀#拡散希望RTお願いします https://t.co/C5kHbvDnTz pic.twitter.com/rH6lWXBtUJ— *みぃ*(みきティ)🎬ミスチル好きのゴルフ女子⛳ (@mii_grove) March 31, 2020
今日、明日は通常営業はお休みですが前菜の盛り合わせのテイクアウトをご用意してます。
2〜3人前 3000円
4〜5人前 5000円 (税抜き)よろしくお願い致します!#ワイン厨房たかはし #西荻窪グルメ #西荻窪ワイン #ワイン #西荻窪 #テイクアウト pic.twitter.com/tXOUsfcR3S
— ワイン厨房たかはし (@wineponchan) March 28, 2020
3/25(水)本日もランチボックスご用意致します。メインはハンバーグステーキ イタリアントマトソースです。ご予約も承っております。03-5344-9360まで。よろしくお願い致します!#西荻窪 #テイクアウト #お弁当 pic.twitter.com/upBKfGp32s
— ラ・プルミエプゥッス (@premierepousse) March 25, 2020
カレーのテイクアウトはこんな感じ。もちろん映え感ゼロ!
ご自宅でご自身で映えさせていただけたらと思います。 pic.twitter.com/nEs2jufA2n— 🇧🇩西荻窪 ミルチ (@chairorahman) March 28, 2020
お客さんへの告知には、やはりSNSは活用したいところです。
特に、不特定多数のユーザーに拡散力のあるTwitterは、個店にとって相性が良いと思います。
近隣エリアの個店同士でフォローし合って、ポジティブな繋がりを持てれば、個店同士のリツイートによって多くのフォロワーの目に留まると思います。
あとは、ポスターや看板、ワゴンなど、通りかかった人が、「あ、テイクアウトやってるんだ」と分かるような視覚的な情報を設置するのは必須だと思います。
2. デリバリー
個人経営の飲食店の場合、お蕎麦屋さんや街の中華屋さんなどを除いて、自前で出前を行うお店はほとんどないと思います。
新たに始めるにも、車両の導入、配達員の採用・教育など、コストとリスクが大きすぎます。
するとやはり、
などの、デリバリープラットフォームを使うことになると思います。
その場合の問題は、プラットフォーマーに支払う手数料が高額であること。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の場合は、売上の約3割を支払う必要があるようです。
単品は原価率の低いメニューのみとする、または、原価率を組み合わせてセットで利益が出るメニューを作る必要があるでしょう。
Uber Eats インドカレー専門店 ガネーシャガル 西荻窪店
3. ネット通販
今から20年前、私が輸入家具屋で働いていたときは、「将来インターネットで人がモノを買うようになっても、さすがに家具はインターネットで買わないだろう」と業界では言われていました。
が、今は家具どころか、家までインターネットで買える時代になっています。
これまでネット通販をやっていなかった店舗はもちろんですが、細々と自社サイトで通販をやっている店舗も、今一度、ネット通販に真剣に取り組む必要があるのでは、と個人的に考えています。
この「真剣に」、というのは、お客さんに伝える情報、つまり、文字情報、画像情報、動画情報など、お客さんが価値を感じる情報を真剣に考え抜くということです。
【参考記事】
いかに売るか、ではなく、いかにお客さんに行動してもらうか
また、ゼロからネット通販を始めるなら、自社サイトはBASE(ベイス)など無料で利用できる決済機能を持つショッピングサイトを開設しつつ、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングに代表されるモール型のプラットフォームも活用するのも1つのやり方だと思います。
(扱う商品や、自社イメージと相性の良いプラットフォームがあれば)
4. オンラインサービス
鉾立榮一朗事務所では、2010年頃から無料ビデオ通話サービスのSkype(スカイプ)を使ってお客さんとの面談を行ってきており、最初のお問い合わせから一度もリアルでお会いすることなく、メール、郵送、Skypeなどを使って仕事を完結させることができる体制になっています。
(現在は「Zoom」(ズーム)にも対応しています。)
【参考】
鉾立榮一朗事務所 『無料個別相談』
- 事務系やIT系の専門職
- 士業
- コンサルタント
- コーチ
などは、すぐにでもオンラインサービスを導入することができると思います。
が、そのほかのビジネスであっても、リアルで提供しているサービスの一部を切り出してオンラインで提供できないか、検討してみる価値はあると思います。
5. インフォメーション化
どんなビジネスでも、お客さんが価値を感じる情報というものがあると思います。
例えば、
- 飲食店であれば、秘伝のレシピ
- 家具屋であれば、季節に応じたインテリアコーディネート術
- 法律専門家であれば、間違いのない遺言書の作り方
など。
その価値情報そのものを商品にするという方法があります。
具体的には、
- 電子書籍
- PDF教材
- 音声教材
- 動画教材
- 定期メール講座
として商品化する方法が考えられます。
以上のアイデアは、決して目新しさはないかもしれません。
が、実際に仕組みやシステムを新しく導入するとなると、時間や労力(場合によってはお金)が必要になります。
平時では、なかなかやろうと思わないことかもしれません。
もし今、自社のビジネスモデルの転換が必要だと感じていて、時間があるのなら、できそうなアイデアから実践してみてはいかがでしょうか。
これからやること(仕込んだこと)は、きっと、平時に戻った時も役に立つはずですから。
追伸
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