コロナ後のスモールビジネスはどうなる?
こんにちは、鉾立です。
緊急事態宣言の延長(5月末まで)が決まりました。
まだ先が見えない中ではありますが、ここに来て、我々スモールビジネスが生き残るヒントが見えてきたように思います。
そのヒントとは、「非接触」というキーワード。
事業を継続させるためには、コロナ後、いや、今から、次の2つの急速な流れに対応する必要があると思います。
<目次>
1. オンライン化の流れが加速する
- 集客
- 販売
- 顧客とのコミュニケーション
など、これまで対面(アナログ)で行われてきたことのオンライン化が、ここに来て急激に進んでいます。
コロナが無くてもオンライン化の流れは来ていましたが、コロナが始まってからその流れが顕著になりました。
社会から非接触を要請されて、オンライン化せざるを得ない、というのが本当のところでしょう。
そしてこれは、商品を販売するようなビジネスだけでなく、サービス業にもオンライン化の大波が来ています。
例えばうちの奥さんの話。
毎週ヨガ教室に通っていたのですが、緊急事態宣言後、ヨガ教室が営業自粛となってしまいました。
そこで始めたのが、SOELU(ソエル)というオンラインヨガ。
画面の向こうのインストラクターからライブでレッスンが受けられて、家にいながら本格的にヨガができてしまうというサービスです。
医療についても、初診患者のオンライン診療が4/13から解禁されました。
鉾立榮一朗事務所でも、緊急事態宣言後は、『無料個別相談』をオンライン面談のみの受付としました。
現在飲食店ではテイクアウトの普及が進んでいますが、まだ多くのお店が「対面で注文」か「電話で予約」での対応だと思います。
オンライン予約が普及すると、もっとテイクアウトが普及するんじゃないかと思います。
2. キャッシュレス化の流れが加速する
そしてもう一つ。
コロナがなくてもキャッシュレス化は進んでいましたが、これも一気に普及が進みそうです。
米国立衛生研究所(NIH)、プリンストン大学、カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)の研究チームが3月半ばに発表した査読前論文によると、新型コロナウイルスは数時間あるいは数日間にもわたって、物体の表面で生存する可能性があるとのこと。
(WIRED「新型コロナウイルスは、物体の表面で数日間は生き続ける? 研究結果から見えてきたこと」より引用。)
当然、お札や硬貨にウイルスが付着することを気にする人も多いでしょう。
- クレジットカード決済
- PayPay(ペイペイ)等のスマホ決済
- PayPal(ペイパル)等のネット決済
など、非接触型の決済への対応が不可欠となりそうです。
1つ、理解しておかないといけないことは、これら2つの急速な流れは、コロナ後も、人々の購買行動の主流になる可能性が高いということです。
オンライン化も、キャッシュレス化も、好き嫌いは別にして、基本的には、人の購買行動を便利にするものです。
人は、この便利さを知ってしまったら、もう後には戻れないわけで。
これは3.11後のネット通販の普及しかり、SNSの普及しかり、歴史も証明しています。
また、緊急事態宣言解除後も、感染の第2波、第3波が来る可能性があるなど、完全な終息には数年を要するとする専門家も多くいます。
我々スモールビジネス・オーナーも、アフターコロナではなく、ウィズコロナというスタンスで、これらの大波に対応することが必要なのでしょう。
追伸
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鉾立 栄一朗
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