自社ホームページの反応を上げるポイント③⇒マイクロコピーを最適化する

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今回のテーマは、前回に引き続き、自社ホームページの反応を上げるポイントについて。

自社ホームページの反応を上げるポイント①⇒スマホからの見え方をチェックすべし!
自社ホームページの反応を上げるポイント②⇒Webライティングを学ぶならこの1冊

今回ご紹介するのは、「マイクロコピー」。

現時点で自社ホームページにある程度の訪問者数があることが前提になりますが、「マイクロコピー」を最適化できれば、大きな手間をかけずに、自社ホームページの反応を上げることができます。

 

1. マイクロコピーとは?

「マイクロコピー」という言葉は、私はこの本を読んで知りました。

 

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例えば、お客さんに

  • 注文してもらう
  • 申し込んでもらう
  • 問い合わせてもらう

など、お客さんに行動してもらうことを目的とするWebサイトには、最終的にクリックやタップしてもらうための「ボタン」があると思います。

マイクロコピーとは、その「ボタンの文字やフォームまわり、エラーメッセージ、写真のキャプションなど、(中略)非常に細部の箇所のコピーのこと」を言います。
(同書の前書き部分より)

 

2. なぜマイクロコピーが重要なのか?

本書では、マイクロコピーの重要性を語るうえでこんな逸話を紹介しています。

 

元・Googleの21番目の従業員であり、米Yahoo!の女性CEOであったマリッサ・メイヤーの(中略)「41種類の青ボタンのテスト」です。

彼女はGoogleの社員時代、部下のウェブデザイナーに、微妙に色の異なる41種類の青ボタンを、サイトの訪問者の2.4%ずつに表示するように命じました。

どのグラデーションの青ボタンが、もっともクリック数を稼ぎ出すのかを特定するためです。

(中略)いまあなたがGoogleのサイト上で見ているブルーボタンは、A/Bテストによって導き出された最高の青なのです。

 

私たちが日常的に使っているAmazon、Spotify、Firefox、Netflixなども、見えないところでテストを繰り返して、マイクロコピーを最適化しています。

ボタンの色や、まわりに記されている「コピー」によってクリックやタップされる回数が変わるとしたら、その変更は売上の増減に大きな影響を与えることになります。

だから、マイクロコピーは重要なのです。

 

3. マイクロコピー最適化の具体例

本書で紹介されているマイクロコピー最適化の具体例を見ていきましょう。

 

ボタンラベルでは「登録する」「フォームに移動する」「ダウンロード」といった手続き内容だけでなく、行動した先になるベネフィットを伝える必要があります。

 

例えばよくあるマイクロコピーの間違いに「詳しくはこちら」ボタンが挙げられるでしょう。

このようなコピーでは(中略)その前の文章をきちんと読んでいなければ、このボタンのリンク先になにが待つのか分かりません。

 

リンクボタンのラベル例 ※抜粋

  • このセミナーに参加する
  • お客様の声を読む
  • 他のセール品を見る

 

コンバージョンボタンでは、「送信」「購読」「登録」など単語だけのコピーは避け、できるだけアクション指向の言葉を用いることです。

 

能動的なコピーの例

  • 問い合わせる
  • 今すぐ申し込む
  • 席を確保する

 

4. 便利なツールの紹介

本書では、マイクロコピー改善の精度を上げるためのツールについても言及しています。

 

マイクロコピーを始めとするウェブサイト改善の際には、A/Bテストによる検証が不可欠です。

A/Bテストとは、簡単に言えばウェブページの一部分が異なる「Aパターン」と「Bパターン」を用意して、どちらが優れているかを判断するためのテストです。

Googleアナリティクス(※)にはA/Bテストの簡易実施ツールが付属されていますから、まずはそれを活用するといいでしょう。

※現在は「Googleオプティマイズ」に移行
https://marketingplatform.google.com/about/optimize/

 

例えば、あなたのウェブサイトで、「会員登録」と「サインアップ」どちらのマイクロコピーを使うべきか迷った時、Googleトレンド(https://trends.google.co.jp/trends/)を使ってみてください。

Googleトレンドは、指定したキーワードの検索傾向(人気度)を調べることができる、無料のウェブツールです。

調べたいワードをフォームに入力すれば、それがどれくらい検索されているかをグラフで表示してくれます。

 

ちょっとしたコピーの改善でWebサイトの反応が変わるなら、これは使わない手はありません。

ほかにも、

  • お問い合わせページのマイクロコピー
  • エラーメッセージのマイクロコピー
  • オリジナルのマイクロコピーの作り方

など、参考になる事例・画像・情報が豊富で、すぐに自社のWebサイトで試してみたくなること請け合いです。

 

「神は細部に宿る」とはまさにこのこと。

本書を手に取って、今すぐ自社サイトのマイクロコピーを見直してみてはいかが?

 

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鉾立 栄一朗
西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た学びと、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。