なぜ、決断、意思決定を先延ばしにしてはいけないのか?

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今回のテーマは、「決断、意思決定」について。

「今、何を最優先で取り組むべきか?」
「この件をお客さんに、どのタイミングで、どのように伝えるべきか?」
「今、資金調達に動くべきか?」

我々スモールビジネス・オーナーは、決断、意思決定の連続の中で日々ビジネスを行っていると思います。

今回は、スモールビジネス・オーナーにとっての決断、意思決定について、最近私が考えていることをシェアしようと思います。

 

なぜ、決断、意思決定を先延ばしにしてはいけないのか?

10年以上スモールビジネスを行ってきて、私が思うのは、「決断、意思決定は、先延ばしにしない方が良いことがほとんど」だということです。

「ファーストチェス理論」をご存知でしょうか?

ファーストチェス理論とはチェスにおいて「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は、実際のところ86%が同じ手なので、出来る限り5秒以内に打ったほうが良いという考え方です。

東洋経済オンライン|話し合って決めるチームがほぼ失敗する理由 リーダーは1人で決めよ、メンバーは支えよ

決断、意思決定を「後でじっくりまた考えよう」と先延ばししても、考えや結論は変わらないことがほとんど

であれば、決断、意思決定のスピードを速めて、PDCAをどんどん回した方が早く成果が出ますし、思考が滞留しないので、常にクリアな頭で決断、意思決定ができるといった好循環が生まれるからです。

 

「決断、意思決定」と「行動」の違いとは?

一方で、「決断、意思決定」と「行動」は別だと考えています。

言わば、「決断、意思決定」は、ものごとの方針を決める戦略の部分。
「行動」は、決めた方針を実現するための戦術の部分。

頭で戦略を考えて、体で戦術を実行する関係、と捉えています。

「決断、意思決定」と「行動」を分ける。
そのうえで、「決断、意思決定」については、先延ばしせずに、極力今すぐ行うことを心がけています。

気を付けたいのが、「決断、意思決定→即行動」といった考え方(⇒「思い立ったら即行動」)。

この考え方だと、

  • 決断、意思決定の度にやることの優先順位が変わってしまう
  • やることが増えて混乱してしまう
  • 周りの協力者が右往左往してしまう

といったことが起こったりするからです。
(若い頃の私がこれでした…)

 

決断、意思決定したら、すぐに行うべきこととは?

もちろん、決断、意思決定しっぱなしという意味ではありません。

重要なのは、「決断、意思決定したら、すぐに行動のためのトリガーをかける」ことだと考えています。

ここで言うトリガーとは、「起動装置」という意味。

決断、意思決定をしたら、間を空けずに、

「〇〇をやる!」
「〇〇さんに連絡!(〇〇の件)」
「〇〇銀行に相談!(〇〇の件)」

など、そのときになったら行動を起こすトリガー(起動装置)となるように、手帳やGoogleカレンダーなどの該当日時にやるべき行動を書き留める習慣をつけると良いと思います。

そしてこのとき、

「やる!」
「連絡(する)!」
「相談(する)!」

のように、動詞で終わるように書き留めると、よりトリガー(起動装置)として機能するはずです。

 

以上、スモールビジネス・オーナーにとっての決断、意思決定について、私の考えをまとめてみました。

あなたの参考になれば嬉しいです。

 

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た学びと、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。