自分の問題解決の体験はビジネスのタネになる


 

こんにちは、鉾立です。

自分の抱える問題を解決した体験は、ビジネスのタネになります。

なぜなら、同じような問題を抱える人に対して、「高い熱量」で解決策を伝えられるからです。

 


同じような問題を抱える人が一定数いる

人の購買行動の理由は、シンプルに言えば、自分の抱える問題の解決です。

お腹が空けば、お腹を満たすために食べ物を買いますし、今の時代、手書きで仕事をするのは非効率なので、パソコンやスマホを買って仕事をしています。

つまり、私たちは日々、問題を抱え、それを解決するためにモノやサービスを購入しています。

そして、私やあなたが抱えている問題というのは、ほとんどの場合、他の誰かも同じように抱えている問題でもあります。

先日、梅雨の晴れ間の暑い週末でのこと。公園で冷たい飲み物が飲みたいと思って近くのコンビニに入ったら、同じ時間に、同じ場所で、やはり冷たい飲み物を買いたい人達がレジに大行列していました。

同じような問題を抱えている人というのは一定数いるものです。(私が買ったのはビールでしたがw)

つまり、私やあなたが抱えている問題は、ほとんどの場合、同じような問題を抱える人々の群れ=市場(マーケット)になっているということです。

 

「高い熱量」で解決策を伝えられる

人は、自分の抱える問題を解決するために、自分でその問題について調べたり、人に相談したりして解決策を見いだします。

そして、調べるのに苦労したり、思わぬ発見があったりすると、なぜか後で人に話したくなるもの。

「いやあ、こんな大変なことがあってさあ」
「それからめっちゃ調べたんだよね」
「で、これを見つけたってわけ!」

自分で問題を解決した体験というのは、人に話すときの「熱量」が違うんですよね。

これは私の話ですが、営業マンから売り込みを受けたときに、少し意地悪ですが、「で、そんなに良いものであれば、あなたはそれを使っているんですか?」と聞くことがあります。

自分でその商品・サービスを使って(買って)いない営業マンがほとんどですが、たまに、「もちろん、自分も使ってます!」と自分の問題解決のストーリーを熱く語る営業マンがいたりします。

その高い熱量の体験談を聞くと、私も一気に購入モードに入ってしまったりします。

 

自分の問題解決の体験はビジネスのタネになる

つまり、

・自分の抱える問題を解決した体験がある
・同じような問題を抱えている人が一定数いる
・「高い熱量」で解決策を伝えられる

ゆえに、自分の問題を解決した体験はビジネスのタネになるということです。

そこで、起業や副業、新規事業の立ち上げをプランニングする際におススメなのが、「自分の問題解決の体験を深掘りする」ということ。

誰しもが、人生で様々な問題にぶつかり、その都度解決してきているはずです。

ぜひ、過去にどんな問題を解決してきたか、書き出してみてください。

そして、その問題解決の体験がビジネスになり得るかどうか検証してみてください。

ちなみに、ビジネスになり得るかどうかのヒントを一つ挙げるとしたら、

「世の中に有益な情報が少ないほど価値が高い」ということ。

同じような問題を抱えている人は、きっとあなたの体験談を聞いてみたいと思いますよ。

 

今日の話が、あなたのビジネスのヒントになると嬉しいです。

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。