お客さんの問題解決をサポートした体験はビジネスのタネになる
こんにちは、鉾立です。
お客さんの問題解決をサポートした体験はビジネスのタネになります。
なぜなら、お客さんの悩みや願望を知り、解決策を見出し、感情に寄り添った経験が、同じような問題を抱える将来のお客さんの助けになるからです。
<目次>
自分の問題解決の体験はビジネスのタネになる
前回の記事、「自分の問題解決の体験はビジネスのタネになる」では、
自分の問題を解決した体験は、
・自分と同じような問題を抱えている人が一定数いる
・自分と同じような問題を抱えている人に「高い熱量」で解決策を伝えられる
ため、ビジネスのタネになるとお伝えしました。
お客さんの問題解決をサポートした体験もビジネスのタネになる
同様に、「お客さんの問題解決をサポートした体験」も、ビジネスのタネになります。
最近、従来の自社の商品・サービスでは対応できないような、イレギュラーな仕事をしたケースを1つ思い浮かべてください。
例えば、
・今まで受けたことがない注文
・初めて依頼を受けた仕事
などです。
その慣れない仕事(お客さんの抱える問題の解決)を行うためには、まず、お客さんの悩みや願望を把握する必要があります。
そして、その悩みや願望を実現するために必要な情報を収集・整理し、最適な解決策を見い出します。
ときには、解決策を見い出し提案するだけでなく、お客さんの心情に寄り添うことも必要となるかもしれません。
こういったイレギュラーな仕事を通じて得た経験が、新しいビジネスのタネになるのです。
事例・ケーススタディ
ここで1つ事例を紹介しますね。
こちらは、鉾立榮一朗事務所のWebサイト内にある1つのページになります。
<ページのキャプチャ1>
2013年にこのページを公開して以来、現在までのページビュー数は376,987回。
ニッチな分野ではありますが、2013年からの鉾立榮一朗事務所Webサイト全体のページビュー数のうち、実に半数近い47.63%をこの1つのページが占めています。
このページを作成したきっかけは、2009年の独立前後の時期に、立て続けに似たような悩みを抱えるお客様から相談を受けたことです。
当時の私にとっては、はじめて相談される内容。お客さんの悩みや希望を丁寧にヒアリングし、分からないことは書籍で調べたり、取引先の税理士、司法書士、金融機関に出向いて相談したりして、なんとか最適な解決策をご提案し、最終的には当事務所のイレギュラーなサービスという形でお客さんの抱える問題を解決することができました。
そのとき、ネットでも情報を集めようとしたのですが、当時のネットには、私が求める質の情報は見当たりませんでした。
そこで、同じような問題を抱える方のための情報源になればと考え、このページを2013年に立ち上げた、という経緯があります。
その後もこのページは、お客さんの悩みや願望に触れ、心情に寄り添ってきた経験を都度情報として加えるなど、ブラッシュアップを続けています。
<ページのキャプチャ2>
お客さんの問題解決をサポートした体験を商品・サービス化する
つまり今回の記事で私がお伝えしたいことは、従来の自社の商品・サービスでは対応できないような「イレギュラーな仕事」ほど、ビジネスのタネになるということです。
もちろん、ビジネスを絞り、従来の自社の商品・サービスでは対応できないようなイレギュラーな仕事はそもそも受けない、という決断も大事だと思います。
でも、そのイレギュラーな仕事が、
・情熱を持つことができる(理念と合致する)
・自社にその能力がある
・市場(マーケット)がある
のなら、十分ビジネスになる可能性があります。
ぜひ、お客さんの問題解決をサポートした体験を、商品・サービス化してみてください。
きっと、同じような悩みを抱える将来のお客さんの助けになると思いますよ。
追伸
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鉾立 栄一朗
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