自社のビジネスのライバル(競合)の見つけ方
こんにちは、鉾立です。
前回の記事では、「ビジネスにはライバル(競合)がいた方がいい」ということ。
そしてその理由として、
- 自分のビジネスを磨くことができる
- お客さんの利益につながる
- マーケットの裾野が広がる
という話を書きました。
今回は、具体的に、自社のビジネスのライバル(競合)の見つけ方について書こうと思います。
<目次>
1. お客さんに教えてもらう
あなたにとってのライバル(競合)は、どこの会社?店?事務所?になるでしょうか?
肌感覚としては、「うちのライバルは、同業者のあの会社」と考えるかもしれません。
でも、本当の意味でのライバル(競合)は、「お客さんにとっての選択肢」のはずです。
例えば、私にとっての今日のランチの選択肢は、
「Aパン店か、Bパン店」ではなく、
「Aパン店か、居酒屋Bのテイクアウトランチ」です。
つまり、本当の意味でのライバル(競合)は、お客さんに教えてもらわないと分からない、ということです。
では、あなたはお客さんにどうやって「選択肢」を教えてもらう?
まず、お客さんと直接話せるのであれば、
「うちに来る前に、どこと迷いましたか?」
と端的に聞いてみると良いでしょう。
直接話して教えてもらうのが難しいのであれば、記入式のアンケートで、同様の趣旨の設問を用意すると良いと思います。
なお、アンケートは、紙、メールでもOKですが、ネット上で行うなら、無料で使えるGoogleフォームがお勧めです。
2. ネットで調べる
ライバル(競合)はネットでも調べることができます。
まず、自社の独自ドメインのWebサイトを持っている場合は、Googleが無料で提供しているサービス、サーチコンソールを使って、自社サイトに流入している検索キーワードを調べます。
そして、クリック数の多い検索キーワードで実際にGoogle検索したとき、検索結果画面の上位に出てくるサイト(広告も含む)がライバル(競合)と考えられます。
簡単に調べられますよね。
ただし、最近はGoogleの検索アルゴリズムが頻繁に改良されていて、短期間で検索結果の順位が大きく変わることがあります。
なので、面倒くさがらずに定期的にチェックすることをお勧めします。
また、ヤフー知恵袋や教えて!gooなどのQ&Aコミュニティでも、キーワードを検索すると、相談者の悩みに対する回答の中にライバル(競合)に関する情報が見つかることがあります。
加えて、TwitterやInstagramなどのSNSでも、キーワード検索したり、ハッシュタグ機能を利用したりすると、ライバル(競合)についてのヒントが見つかるでしょう。
さて、ライバル(競合)が見えてきたところで、自社の打つ手を検討するフェーズに入ります。
次回は、
- ライバル(競合)のどこをチェックすればいいのか?
- 自社のビジネスを磨く際のポイント
について書こうと思います。
追伸
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鉾立 栄一朗
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