ライバル(競合)をチェックして自社のビジネスをアップデートする方法


 

こんにちは、鉾立です。

前回までの記事で、

  • ビジネスには、ライバル(競合)がいた方がいい
  • 健全なライバル関係があると、自分のビジネスが磨かれて、それがお客さんの利益につながり、結果としてマーケットの裾野が広がる
  • 自社のビジネスのライバル(競合)の具体的な見つけ方

といったことについて書いてきました。

ビジネスにライバル(競合)がいた方がいい理由

自社のビジネスのライバル(競合)の見つけ方

今回は、更に具体的に、

  • ライバル(競合)のどこをチェックすればいいのか?
  • ライバル(競合)をチェックして自社のビジネスをアップデートする方法

について書こうと思います。

では早速行きましょう。
ライバル(競合)を見つけたら、次の3つをチェックしてみてください。

 

1. 商品・サービス情報(Webコンテンツ情報)

まず、ライバル(競合)は、

  • どんな商品・サービスを扱っているのか?
  • いくらで売っているのか?

をチェックしてみます。

商品・サービスについては、商品・サービスの内容や品質だけでなく、

  • ネーミング
  • パッケージ、セット内容
  • Webコンテンツ情報

についてもチェックするといいと思います。

「いくらで売っているのか?」については、実際の価格をチェックするだけでなく、

  • 想定される売上
  • 想定される原価
  • ビジネスモデル

についてもイメージしてみるといいと思います。

これら情報をチェックするだけでも、自社のビジネスをアップデートするための気づきが得られると思います。

 

2. お客さんがライバル(競合)を選ぶ理由

続いて、ライバル(競合)がお客さんから選ばれている理由を考えてみます。

なぜ、お客さんは、ライバル(競合)の商品・サービスを選んでいるのか?

仮説でOKです。

  • コスパがめっちゃいいから?
  • サービス提供までの時間が圧倒的に早いから?
  • 店主が魅力的だから?
  • デザインが優れているから?
  • SNSを上手く使っているから?

ポイントは、「お客さんの立場から考える」ということ。

一方で、あなたのビジネスではどうでしょうか?

  • 自社のビジネスがお客さんから選ばれている理由は?
  • その理由は、ライバル(競合)とは異なるユニークな理由だろうか?
  • その理由は、他のお客さんにちゃんと伝わっているだろうか?

一度考えてみてください。

ほら、すぐに試してみたいアイデアが浮かんできませんか?

 

3. オファー(魅力的な取引条件)

オファーとは、例えば、

  • 初回無料
  • 期間限定キャンペーン
  • 今ならこちらをプレゼント

など、魅力的な取引条件のことです。

特に、「新規のお客さん」に向けてライバル(競合)はどのようなオファーを提示しているかをチェックします。

自社のビジネスにオファーを取り入れる際は、

  • ライバル(競合)とは異なるユニークなオファーを考えてみる
  • 自社で無理なく提供可能なオファーを考えてみる
  • ライバル(競合)のオファーが強力な場合は、反論を考えてみる

といいと思います。

 

4. 鉾立榮一朗事務所の場合

鉾立榮一朗事務所でも、都度ライバル(競合)をチェックして、アップデートを繰り返してきました。

例えば、鉾立榮一朗事務所Webサイトの、あるコンテンツページは、公開当初から狙ったキーワードの検索結果で1位表示が続いていましたが、ここ数年、ライバル(競合)が増えてきていて若干順位を下げていました。

そこで当事務所が行ったのは次の対策でした。

  • 「コアキーワード」の検索結果に出てくるライバル(競合)のWebページを定期的にチェック
  • ライバル(競合)のコンテンツ情報、ビジネスモデル、サービス内容、料金等をチェック
  • ライバル(競合)が選ばれる理由を考える
  • 当事務所コンテンツページのブラッシュアップ(情報追加、表現方法の見直し、表や画像の追加など)

結果として、当事務所のコンテンツページが磨かれて、それがお客さんの利益につながり、マーケットの裾野が広がっているという感触を得ています。

そういう意味で、健全なライバルは必要だと思いますし、ライバルはある意味「同士」なのかもしれませんね。

 

あと、自分が憧れていたり、注目していたりする人・店・会社などを、勝手にライバル(競合)にしてしまうのもありだと思いますよ。

ぜひ、ライバル(競合)をチェックして、自社のビジネスをアップデートしてください!

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。