自分の刃を研ぎ続ける


 

ビジネスマン、商人である以上、仕事のスキルの研鑽は欠かせません。

なぜならそれが、

  • 顧客への貢献
  • 会社への貢献
  • 自己の価値を高める

ことに繋がるから。

世界的なベストセラー『7つの習慣』でも、第7の習慣「刃を研ぐ」という表現で、自分自身の価値を維持して、高めていくことの重要性を説いています。

では、その研ぎ続ける「刃」とは、具体的に何なのか?

人それぞれが「自分の刃」を持っていると思いますが、何から始めたらいいか分からないときは、次の3つの分野を刃として研ぎ続けると良いと思います。

 

1.自分の専門分野

「お客さんから支持される商品・サービスを提供している」という裏付けがない状況で、集客や営業活動に偏りすぎると、今の時代、口コミサイトでマイナス評価をもらってしまいます。

お客さんに価値を感じてもらうためには、自分の専門分野の研鑽は不可欠。

書籍、セミナー、研修会などを通じて、自分の専門分野を磨き続けたいものです。

ちなみに私の専門分野は、相続・贈与・売買などの財産承継分野になります。

財産承継の各種手法や法改正の知識などが求められるのですが、この分野はなかなか奥が深く、この先もずっと学び続けることになりそうです。

 

2.新しい分野

自分の専門分野だけでなく、関心がある新しい分野についても積極的に学ぶと良いと思います。

なぜなら、それが自分の専門分野と掛け算になるからです。

例えば、

  • 文章術
  • 話し方、プレゼン術
  • ITスキル
  • マーケティング
  • デザイン
  • お金のリテラシー

などなど。

新しい分野を学ぶと、「○○に強い○○の専門家」といったように、他者と差別化ができたり、自分の価値を高めたりすることができるようになります。

 

3.テクノロジー分野

変化の激しいテクノロジー分野についても、「よくわからない」で済ませるのではなく、一定の学びは必要だと思います。

今なら、最近話題のChatGPTを始めとするAIチャットボットあたりでしょうか。

私も、ChatGPTの登場で今後仕事がどのように変わっていく可能性があるのか、あるいは今の仕事に役立てないかなど、電子書籍を読み進めながら研究中です。

 

事業が順調であるときや、自分(自社)がある程度のポジションになっているときほど、現状に甘んじて刃を研ぐことが疎かになるものです。

自戒の念を込めて、私も自分が「茹でガエルの話」の主人公にならないように、これからも刃を研ぎ続けたいと思います。

 

追伸

また、仕事に関する「気づき」や「学び」があったらお伝えしますね。

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。