ビジネスパーソンの成長に有効な習慣とは?→「本を読む習慣」
こんにちは、鉾立です。
以前、ある経営者から次のような話を聞いた記憶があります。(正確な言葉ではありませんが、、)
ビジネスパーソンの成長には、次の3つの学びが有効である。
1. 自らの経験や失敗から学ぶ
2. 経験者から直接話を聞いて学ぶ
3. 本から学ぶ
私もこれまで「自らの経験や失敗」から多くのことを学んできました。
特に、独立の前後から事業を軌道に乗せるまでの苦労は今から振り返れば宝ですね。
また、ご縁のあった経営者の方々と色んな話をしたり、関心のあるビジネスセミナーや講座に参加するなど、「経験者から直接話を聞く」学びも有効だったと思います。
が、今の私のビジネスパーソンとしてのベースを形作ったのは、大部分は「本」から学んだことでしょう。
今回は、ビジネスパーソンの成長・スキルアップに有効な「本を読む習慣」について、私の読書歴を振り返りながらお伝えしようと思います。
私の「ビジネス書」読書歴
(まあ、「歴」というほどのものでもないんですが(汗))
そもそも、いわゆる「ビジネス書」を読み始めたのは、資格試験が一段落して企業再生コンサルティング会社で働き始めてからのこと。2007年のことなので、今から9年ほど前、32~33才の頃ですね。
それまで「本」と言えば資格試験の参考書以外では、村上春樹などの小説を年に1~2冊読むぐらいなもの。
どうしてビジネス書を読み始めたのかというと、(暗黒の)資格試験受験時代に、ある意味現実社会から取り残されていたんですね。企業再生コンサルティング会社に転職するにあたって、社会人としての最低限のビジネスマナーを身につけないとヤバいと思ったからですw
転職後は、仕事上の必須の知識として、
・決算書や財務諸表の見かた
・資金調達・資金繰り
・企業再生やM&Aの手法
などの実務書を頭に叩き込む日が続きました。
少ない時間で効率的にインプットするにはどうしたらいいか?
実務書の読み込みと並行して、
・仕事術
・時間術
・速読
などの本を読み始めました。
すると、読書のコツがだんだん分かってくるんですね。
時間的な余裕が生まれてからは、
など、いわゆる自己啓発書の名著や古典的名著と呼ばれるビジネス書をじっくり読んだりするようになりました。
これらの本は今でも読み返しますし、この時期に出会って本当に良かったと思います。
その他にも、上司と衝突したときは、
・コミュニケーション
・心理学
の本を読んで自分の身勝手さを思い知り、
会社で提携していた地域金融機関の専属コンサルタントになってからは、営業職員様向け研修会の講師をするために、
・話し方
・セミナー講師
・プレゼン
関連の本を読んで研修メニューを作ったり、
地域金融機関と会社の提携を実のあるものにするために、
・ビジネスモデル
・マーケティング
・セールス
などの本を手当たり次第に読んで、そのノウハウを実践しながら近い将来の独立に備えました。
そして独立後も、、
現在に至るまでたくさんの良質なビジネス書と巡り合いましたが、そこから多くの大切なことを学び、そこで得たノウハウ、思考法、著者の価値観・世界観などは、ビジネスの実践の場面でクライアントさんや私にとって大きな助けとなりました。
本を読む人だけが享受できること
最初に、「ビジネスパーソンの成長には、次の3つの学びが有効である」という話をしました。
1. 自らの経験や失敗から学ぶ
2. 経験者から直接話を聞いて学ぶ
3. 本から学ぶ
「自らの経験や失敗から学ぶ」、「経験者から直接話を聞いて学ぶ」ことは、もちろんあなたの成長・スキルアップにとても有効な手段となります。
プラスアルファ、「本」からも学べば、自分の経験の幅が広がり、また経験に深みを与え、しなくてもいい失敗を未然に防ぎ、経験者からより多くの有益な情報を引き出すことができるでしょう。
今のあなたのビジネス上の課題は何ですか?
その課題をテーマにしている本を数冊手に入れて集中して読んでみれば、きっと読む前と後で世界が変わっていることでしょう。
あなたは、自分のビジネスに「本からの学び」を活かしている?
追伸
読書はやっぱり苦手!「経験者から直接話を聞く」ことで学びたいという方はこちら
↓
https://hokodate-eiichilaw.com/business/startup/
鉾立 栄一朗
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