なぜ最近、地方案件の仕事(財産コンサルティング)が増えたのか?を考察
こんにちは、鉾立です。
先日、仕事で宮城県石巻市に出張してきました。
仕事の内容は、財産コンサルティング(親子間の自宅不動産売買)です。
数年前までは都内と関東近県(埼玉・千葉・神奈川)の案件がほとんどでしたが、昨年は秋田県大館市、青森県八戸市、広島県東広島市に出張。
今月1月の鉾立榮一朗事務所の『無料個別相談』では、仙台市の案件の相談があったほか、遠路はるばる沖縄からお客様がご相談に見えました。
今年も地方出張が多くなりそうです。
なぜ、ここ1~2年で地方の案件が増加したのか?
少し気になって、私なりに考察してみました。
なぜ、地方の案件(財産コンサルティング)が増えたのか?
当事務所のお客様の声を中心に検証してみたところ、ポイントは次の5つなのではないかと考えています。
1.そもそも、その地域で問題を解決できる専門家が見つからなかった、かつ、家族が関東近県に居住していた
「地元の不動産業者を通じて、自宅を担保に別の銀行で融資を受けることができないか話を進めることになりました。(中略)当初は父に単独で貸せるということで話が進んでいたのですが結局ダメで、(中略)そこでやはり、実績があり、東京から客観的に見て下さる鉾立先生に依頼するしかないという結論に至りました。」
「(地方にある)実家が、市の税金がかさんで差押えが入ってしまっていて、このままではいずれ両親が家を手放さなければならない状況でした。」
「東京に住んでいる姉が鉾立先生のホームページを見つけて、まずは姉だけで相談させていただきました」
色々手を尽くしたが、その地域で問題を解決できる専門家が見つからなかった、という事情がまずあって、かつ、家族の誰かが関東近県に居住していて当事務所へ相談に行きやすかった、といった点がまず挙げられます。
2.ネット検索
「自分でなんとかできないかとネットでいろいろ調べたのですが、個人でやるのは難しいと思いました。」
「何処にも相談出来ずに、たまたまパソコンで親族相続等のお困り問題で検索して鉾立事務所を見て相談しました。」
財産コンサルティングのお客様の多くは、ホームページ経由で当事務所にご相談に見えています。
つまり、ホームページが存在しているのは大前提として、お客様がネットでお困りキーワードを検索したときに、当事務所のWebページが上位にきている、という点が挙げられます。
適切なキーワードを使用したSEO(検索エンジン最適化)がポイントになっていることは間違いないでしょう。
3.当事務所Webサイトのコンテンツ
「鉾立(事務所)さんのホームページは体験談がすごく詳しく載っていたのが良かったです。 あと、誠実そうな感じも伝わってきました。」
「色々な案件のことがホームページに書いてあって、実績、事例が載っていたことが決め手になりました。ああ、この事例はうちのケースに近いなと。」
「料金体系も仕事の流れもはっきり明記してあったので、すぐに相談のメイルをだしました。」
もし、自分でネット検索したWebページが単なる売り込みページだったとしたら、すぐにそのページを閉じてしまうと思います。
困りごとを解決したくてネットで調べているのだから、やはりその期待に応えるページであってほしいですよね。
その意味で、役立つコンテンツを先出しすることはとても大事なのだと思います。
当事務所のWebサイトでは、
・地方案件の事例の掲載(お客様の声)
・地方出張の場合の日当(料金体系)
・相談・依頼までの流れ(ご相談の流れ)
をはっきりと明記しています。この点もポイントなのだと思います。
4.他社との比較
「他にも親子間売買や任意売却などを手がけている不動産業者もありましたが、相談料や手数料の額が気になり、最終的に鉾立さんの事務所の無料個別相談を利用することにしました。」
「ネットで探索をしているうちに、鉾立事務所のページに行き当たりました。まず感心したのは、鉾立氏のビジョン、プロフィール及び、経験そして趣味等の人となりも詳しく述べられており、他の事務所とはひと味ちがった親しみやすさと信頼感を感じました。」
「鉾立事務所を始め、他の事務所にも4カ所ほど最初の相談のメイルを出してみましたが、鉾立氏の返信が迅速/円滑なおかつ丁寧そして親身になってくださる感じがあり、一番良い感触でした。」
ネットで検索するお客様は、当然、当事務所と他社を比較していると思います。
幸いにも、現時点ではこのニッチなマーケットで圧倒的優位に立つ競合はいません。
お客様が知りたいと思う当たり前の情報(料金、会社概要、コンサルタントのプロフィールなど)が、分かりやすく、見やすく掲載されているだけで、一定の差別化ができるのだと思います。
あとは、ファーストコンタクトの際のメールのやりとり。
相手の立場に身を置いて、事務的な印象とならないように、迅速にメールを返信することも大事なのだと思います。
5.面談によるヒアリングと、不安点・疑問点などの解消
「無料個別相談をやられていたので、こういうケースではどうなのか、と相談させていただこうと思いました。」
「鉾立さんにはざっくばらんに何でも話せたので、ストレスなくご相談できたのが良かったと思います。」
「私たちの話をちゃんと聞いてくださった。それと、お話ししていて、ポジティブな感じが伝わってきました。安心感がありましたね。」
当事務所では、コンサルティング契約の前に、原則としてお客様との面談の機会(『無料個別相談』)を設けています。(もしくは「スカイプ相談」)
じっくり1時間ほどかけて、ヒアリングとお客様の不安点・疑問点の解消を行います。
お客様はすでに当事務所のWebページから一定の情報を得ているので、不安点・疑問点の解消は的を絞って行われることがほとんどですが、契約後のミスマッチを防ぐためにも、改めて面前で、業務の流れ、サポート内容、手続き期間、料金についてひととおりご説明するようにしています。
それでも、その場ではご了承いただいても、家に帰ってから不安点・疑問点が新たに生じたりするものです。
後日、お客様から問い合わせをいただくことがあれば、メールやTELでアフターフォローを行います。
ここまでのプロセスがあって初めて、地方案件のコンサルティング契約に至っています。
以上をまとめると、
・ニッチな悩みのため相談先が少ない(競合が少ない)
・ネットからWebページにアクセスすることができる
・役立つ情報+地方案件を含む実績が豊富
・料金に妥当性がある
・依頼前に不安点や疑問点を解消できる機会がある(『無料個別相談』)
ということになるのだと思います。
地方案件についての私の考え方
地方案件について、今のところ私は次のように考えています。
まず、仕事の依頼を受ける側の地方案件のネックとしては、
・出張の際の移動時間の長さ
・現地での移動の段取りや宿泊先の確保など、事前準備が煩雑
といったことが挙げられると思います。
私の場合は、昨年、仕事にクラウド環境(OneDrive)を導入し、移動中や移動先での外仕事もしやすくなりましたし、出張でまとまった時間ができたときは、ここぞとばかり持参した本を読んだり、ビジネスの中・長期プランを練る時間に充てるようにしています。
事前準備については、これはもう慣れ(→ルール化)かなと。
・出張時の持ち物のチェックリスト化
・日帰りでもビジネスバッグ+スーツケースで行くのがラク(ビジネスバッグだけだとお土産を持ち帰るのが大変)
・新幹線の場合はえきねっとで指定席+乗車券を購入して、事前に西荻窪駅で発券しておく(指定席は「シートマップ」で7号車の窓側を選択)
・ホテルの予約はあれこれ迷わず楽天トラベル一択
など、効率化を図るために、これらを自分の中でルール化しています。
一方、地方出張の良さは、
・東京を離れたり、初めて訪れる場所に行くと、新鮮な気持ちになれる
・その土地の美味しいものがいただける
といったことが挙げられます。そして何よりも、私を見込んで遠方から仕事を依頼してくださったお客さんのハッピーな将来を実現するお手伝いができることでしょう。
今年はあとどこに行くことになるのか、今からとても楽しみです。
追伸1
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追伸2
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鉾立 栄一朗
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