業績アップのヒントは異業種にあり。異業種から学ぶ際のポイント(視点)


 

「業績をアップさせるにはどうしたらいいのでしょうか?」

こう質問されたら、私ならこう答えます。

「それなら異業種から学ぶといいと思いますよ。
異業種は、業績アップのヒントの宝庫ですよ」

今回は、最近私が異業種から学んだこと、そして「異業種から学ぶ際のポイント(視点)」について簡単にお話ししようと思います。

 

ポイント(視点)1 「良いな」と思ったことを自社に取り入れる

1つめのポイントは、「良いな」と思ったことを自社に取り入れるという視点です。

以前このブログでも少し触れたことがありますが、去年から、趣味で中長期の株式投資(個別株、投資信託)を始めました。

で、証券会社は楽天証券で口座を開設したこともあって、情報収集の一環として、楽天証券の「トウシル」という投資コラムを昼休みの時間によく読んでいます。

トウシル | 楽天証券の投資情報メディア

この投資コラム、投資の基本的な知識が学べたりマーケットのトレンド情報が追えたりするので便利なんですが、毎日結構な数の記事がアップされるので、全部の記事を読んでいると、貴重な昼休みの時間(昼寝もしたい)が取られてしまいます。

そこで助かっているのが、各記事の冒頭に、その記事のポイントが箇条書きで記載されていること。

まず、記事の一覧から自分が関心のあるタイトルをクリックして、記事の冒頭にある箇条書きをチェック。
そうすれば、先を読むべきかどうかの判断ができます。

この箇条書きがあることで、ピンポイントで読むべき記事を見つけられるのでとても重宝しています。

そこでひらめいたのが、鉾立榮一朗事務所Webサイトの「事例集」というコラムページで、同様の見せ方ができないかということ。

サイトの訪問者に「自分が読むべき事例かどうか」を判断してもらうために、各事例記事の冒頭にポイントを箇条書きにするのはどうかなと。

そこで早速、事例集の各記事に、「★この事例のポイント」という箇条書きを加えました。

自分の住宅ローンを新たに組むための、兄妹間の実家戸建持分売買・住宅ローン名義変更【問題解決事例】

まだ加えたばかりなので、正直細かな分析まではできていませんが、前よりユーザーフレンドリーにはなったかなと。

 

ポイント(視点)2 「イマイチだな」と思ったことを自社の反面教師にする

2つめのポイントは、「イマイチだな」と思ったことを自社の反面教師にするという視点です。

こちらはネガティブな話なので具体的な話はできませんが、、

最近、某ネットショップで買い物をしようとしたとき、注文フォームがあまりにも使いづらくて、「もう無理だわ!」と音を上げて買うのをあきらめてしまいました。

せっかく買う気になっていたのに、そのネットショップの注文フォームがイマイチだったせいで買うのを止めてしまったというわけです。
(いわゆる「カゴ落ち」というやつです。)

そこでふと思ったのが、鉾立榮一朗事務所Webサイトの「お問い合わせフォーム」のこと。

「ちょっとまてよ。うちの事務所の問い合わせフォームもイマイチだったりしないかな?」

あらためてスマホで見ると、「これイマイチかも。。スマホからだと入力が面倒そう。。」と気づきました。

そういえば、初期のPCサイトの頃と同じフォームのままだったんですね。

そこで早速、スマホからでも簡単に「ラジオボタン」や「プルダウン」で項目を選択できるように、お問い合わせフォームを修正しました。

鉾立榮一朗事務所Webサイト お問い合わせフォーム

こちらはすぐに、問い合わせの数にポジティブな影響が出始めました。

 

業績をアップさせるには、異業種から学ぶ。
(異業種は、業績アップのヒントの宝庫)

そして異業種から学ぶ際は、

  1. 「良いな」と思ったことを自社に取り入れる
  2. 「イマイチだな」と思ったことを自社の反面教師にする

ぜひこの2つの視点を取り入れてみてください。

 

追伸

また、ビジネスに関する「気づき」や「学び」があったらお伝えしますね。

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。