【事例】物語、ストーリーの力
こんにちは、鉾立です。
先日、ちょっと気分が落ちることがあって、景気づけに、「観ると元気が出る」と話題の「バーフバリ 王の凱旋」というインド映画を観に行ってきました。
いやあ、インド映画は始めてみましたが、かなり楽しめて気分が上がりました。
よくマーケティングでは物語・ストーリーが大事、という話を聞きますよね。
「バーフバリ」は、その話を地で行く事例だなと。
今回の記事ではそのあたりの話をシェアしようと思います。
「バーフバリ 王の凱旋」はこんな映画
この「バーフバリ」という映画、実は全2部構成の叙事詩的映画となっていて、2015年公開の「バーフバリ 伝説誕生」が第1作目、私が観た「バーフバリ 王の凱旋」(2017年公開)は第2作目になります。
一言で言うと、インドの古代王国の3代にわたる王位継承争いの話しなのですが、壮大なスケールのアクションに加えて、人間ドラマあり、ロマンスあり、ユーモアありの超絶娯楽大作でした。(歌と踊りは少なめ)
予告編はこちら
↓
第1作目の「伝説誕生」を観ることなく、いきなり前提知識なしで第2作目の「王の凱旋」を観たので、多少、人物設定や背景が分かりづらかった部分もありましたが、2時間越えの長い上映時間でも一気に観終えてしまいました。
物語、ストーリーの力
で、観終えた後、
・あの人物とあの人物はどんな関係だったのか?
・あのシーンにはどんな意味があったのか?
・あの人物は最終的にどうなったのか?
など、いろいろとモヤモヤしてくるわけです。
帰りに映画館の近くのインド料理屋に入り、カレーを食べながらスマホでWikipediaを熟読。
なるほど~とバーフバリのあらすじをおさらいしました。
それから1週間近く、バーフバリのことがじわじわと気になる気になるw
ちょこちょこ映画の批評ブログや感想ブログを読んだり、俳優さんのことを調べたりして、すっかりバーフバリの虜になってしまいました。
そして、このブログでもこの映画のことを紹介しているという(笑)
完全にバーフバリに頭の中を占領されています。
これぞまさに、物語、ストーリーの力でしょう。
ビジネスに置き換えてみると
これはうちの近所のある飲食店の話。
店の前を通るたびに気になっていて、先日、やっとタイミングが合って入ってみたところ、雰囲気が良くて料理も美味しくて、なんかこう、いいなーと感じるお店だったんですよね。(ここまではまあよくある話)
で、気になって、食べログ経由でそのお店のブログを見てみたところ、そこにお店の立ち上げまでのストーリーが書いてあったんです。
ざっくりと内容は、
そもそも夫婦でデザイン関係の仕事をしていたが、お互い先のことを考えたときに、このままでいいのだろうか?夫婦で食べることが大好きだから二人で飲食店をやろうと決心。
↓
お互い仕事を辞めて、2年間限定で、夫婦それぞれが他の飲食店で修業してから飲食店を始めることにする
↓
2年間のはずが、、それぞれ様々な飲食店を渡り歩きながら経験を積むこと9年。ようやく合流して夫婦で創作料理の飲食店を始めた
というもの。
西荻は飲食店が多い激戦区ですが、こんな話を知ると、人に話をしたくなるし、また行こうかな、と思うんですよね。
他にも、ホームページやブログなどで、
・創業時から現在に至るまでのストーリー
・商品開発秘話
・お客さんのビフォーアフター
などを発信しているお店や会社を見かけたことがあるんじゃないかと思います。
印象に残る物語やストーリーを知ると、お客さんは、
感情移入する
↓
ファンになる
↓
口コミをする
ようになるかもしれません。
あなたのビジネスでも、物語、ストーリーの力を活用してみては?
ちなみに、、映画館「ユジク阿佐ヶ谷」はこんなところ
この映画は昨年末から公開していて、この時期(2018.3.24)、もう上映している映画館が少なかったのですが、たまたま近くの「ユジク阿佐ヶ谷」というミニシアターで観れるということで、当日朝から整理番号付きチケットを買いに行きました。
ちなみにゴールデンウイークは、2週間で24プログラム150作品のチェコアニメを上映するとのこと。
興味深いわ~
追伸
また、あなたのビジネスに役立つ情報をお届けしますね。
↓
鉾立 栄一朗
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