【マーケのアイデア】商品・サービスの「開発ストーリー」「開発秘話」を語る


 

「〇〇(商品)が入荷しました!」
「〇〇(サービス)なら当店へ!」
「イベントを開催します!」

と、いつも商品・サービスをダイレクトに宣伝してばかりいない?

そんなときは、商品・サービスの「開発ストーリー」や「開発秘話」をお客さんに向けて語ってみましょう。

「開発ストーリー」や「開発秘話」を語ると、商品・サービスの魅力や価値が高まり、結果として業績アップにつながります。

 

1. なぜ、「開発ストーリー」や「開発秘話」を語ると、商品・サービスの魅力や価値が高まるのか?

なぜ、「開発ストーリー」や「開発秘話」を語ると、商品・サービスの魅力や価値が高まるのか?

それは、心理学用語である「プライミング効果」で説明することができます。

プライミング効果とは、「先に行なったなんらかの処理が、次に行なう他の処理に促進的な効果を及ぼす」現象のことをいいます。(「コトバンク」より引用)

つまり、お客さんに先に伝えていた情報(「開発ストーリー」や「開発秘話」)は、その先の購買行動などを促進する効果があるということです。

また、感動的な「開発ストーリー」や、面白い「開発秘話」などを聞くと、お客さんに共感が生まれることがあります。

この共感があるとないとでは、同じ商品・サービスでも、捉え方に大きな違いを生むことがあります。

さらには、「開発ストーリー」や「開発秘話」は、お客さんが自分の購買行動を正当化するための理由にもなりえます。

つまり、「開発ストーリー」や「開発秘話」が、

  • 自分が買うべき理由
  • 人に薦める理由

にもなりえます。

 

2. 自社の商品・サービスの「開発ストーリー」「開発秘話」を対外的に発信しよう

では、自社の商品・サービスの「開発ストーリー」「開発秘話」は、対外的にどのように発信すればいいのでしょうか。

発信媒体は、

  • Webページ
  • ブログ
  • メルマガ
  • SNS
  • ニュースレター
  • POP
  • 接客
  • カタログ
  • チラシ
  • プレスリリース

など、どんなものでもOKでしょう。

例えばWebページなら、手前味噌ですが、鉾立榮一朗事務所の場合、こちらのWebページでサービスの「開発秘話」的な話を紹介しています。

親族間売買 – 親子間・兄弟間等の不動産・住宅ローン名義変更手続きのポイント
当事務所(当社)と他事業者様との違いについて
(「ここで、当事務所(当社)の代表である私、鉾立が、親族間の不動産売買手続きをサポートするようになった経緯について少しお話ししようと思います。」以降の部分)

 

また、例えばブログなら、私のビジネス上の盟友である新宿・甲州屋呉服店の志村専務のブログで、最近まであるサービスの「開発ストーリー」の話を連載していました。

【和服東京】Blog『新宿通り・若旦那通信』
【若旦那奮闘記⑤】新サービスの開発に向けて<その1>
(<その1>から<その24>まで週1ペースで連載)

志村専務の話では、このコロナ禍でも多くの常連のお客さんがご来店くださっており、「いつもブログ見てますよ」とお声がけいただいているとのことです。

 

商品・サービスの「開発ストーリー」や「開発秘話」を語ると、お客さんがこれまでとはまったく違う視点で商品・サービスをとらえ直してくれる可能性が高まります。

結果として、業績向上につながると思いますよ。

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。