【マーケのアイデア】弱みを告白する
スモールビジネスは、一般的に、「小さい事業規模、組織であること」が弱みと認識されていると思います。
このような弱みを逆手に取って、売上を上げる方法があるとしたら?
今回は、「弱みを告白して売上を上げる方法」をシェアしようと思います。
ステップを追って方法を解説しますね。
<目次>
ステップ1 弱みを言語化する
自分(自社)のビジネスの弱みというのは、感覚としては、何となくは分かっているもの。
その「何となく分かっている弱み」を言語化することが第一のステップになります。
たとえば、「個人で仕事を請け負っているウェブデザイナー」であれば、
・個人で対応しているため、対応できる仕事量に限りがある
といった弱みが考えられると思います。
ステップ2 弱みを強みに転換する
言語化した弱みを、強みに転換するのが次のステップになります。
どんな弱みでも、視点を変えたり、捉え方を変えたりすることで、一転して弱みを強みに変えることができるものです。
先ほどの「個人で仕事を請け負っているウェブデザイナー」の場合であれば、
・個人で対応しているため、対応できる仕事量に限りがある
でも、
・個人で対応しているため、きめ細やかなオーダーメイド的な対応も可能
・個人で対応しているため、条件を取り決めて、専属になることも可能
といったように、弱みを強みに転換することができそうです。
ポイントは、強みは、弱みを打ち消してしまうほどのものであること。
そして、強みは、あくまでも顧客にとってのメリットやベネフィット(便益)であることになります。
ステップ3 型に落とし込む
心理学では、人は、「良い話を先に聞き、悪い話を後に聞く」よりも、「悪い話を先に聞き、良い話を後に聞く」方が、結果的に良い印象が残ると言われています。
「弱みの告白」をセールスやマーケティングに活用する場合も、相手に情報を伝える順番、つまり「型」がとても大事になります。
型は次の通りです。
1.弱みを告白する
(例)
個人で対応しています。
↓
2.デメリットを伝える
(例)
そのため、対応できる仕事量に限りがあります。
↓
3.デメリットを打ち消すメリットを伝える
(例)
でも、
・きめ細やかなオーダーメイド的な対応も可能です。
・条件を取り決めて、専属になることも可能です。
「弱みの告白」を使う場面・媒体は、対面・Webページ・チラシなど、基本何でも使えると思いますが、この型通りに使うことをお勧めします。
人は、「誠実な人」を「信頼できる人」と考えるものです。
そして、なにか物を買うときは、「信頼できる人」から買いたいと考えるもの。
「弱みの告白」を使えば、(使い方次第ですが)あなたの誠実さや信頼感を高めて、売上アップにつながると思いますよ。
追伸
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鉾立 栄一朗
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