【マーケのアイデア】保証を付ける


 

こんにちは、鉾立です。

モノやサービスを買うとき、「保証」が付くことってありますよね?

よくあるのが家電製品の保証サービス。
でも、それ以外の商品・サービスでも、売上アップ目的で「保証」を付けることがあります。

なぜ、「保証」を付けると売上が上がるのか?

今回は、その辺りについてお話ししようと思います。

 

1. なぜ、「保証」を付けると売上が上がるのか?

なぜ、商品・サービスを販売するときに、「保証」を付けると売上が上がるのか?

その理由は、「保証」することでお客さんが受け取るメッセージを考えてみると分かると思います。

まず思い浮かぶのは、商品・サービスに対する自信の現れ。

「もし、お客さんに合わなければいつでも返金しますよ」と言われれば、「そんなに自信があるの? ってことは、お勧めの良い商品なのかな?」と人は思うものです。

一方で、万が一失敗したとしても痛手が少ない、とのメッセージを受け取ることもあると思います。

「もしイメージのものと違ったとしても最悪キャンセルできる」と考えれば、購入する人が増えるものです。

このように、商品・サービスに「保証」を付けると、その「保証」が購入の後押しとなって売上が増えるわけです。

 

2. 保証することのリスクは?

ただ、我々スモールビジネス・オーナーは、普通はこう考えます。

「安易に保証を付けると、返品やキャンセルが増えて損害を被るのではないか?」

この点については、保証を付けることによる売上の増加が、返品・キャンセルによる損害を十分に吸収できる、との考えがマーケティングの世界での通説になっています。

よっぽどの不満がないと、そうそう返品・キャンセルは出ないものです。
(まれに冷やかしや悪意のあるお客がいるかもしれませんが…)

まずは、自社の商品・サービスでテストしてみると良いでしょう。

 

3. 保証の例

世の中の商品・サービスには、様々な「保証」が付いています。

例えば、

  • 100%返金保証
  • 30日間返金保証
  • 料理が不味かった場合は返金します。
  • 購入後1週間まで返品を保証します。
  • 不具合があれば購入後1年間は無償で交換します。
  • 3年間の修理・メンテナンス保証
  • 次回契約更新時までの保守保証付き

などなど。

自社の商品・サービスの特徴や、人員体制などを念頭に、できるだけ安心感の強い保証を考えると良いと思います。(安心感が強ければ強いほど良いでしょう。)

ちなみに、鉾立榮一朗事務所の場合は、

  • 『無料個別相談』において、「質の高い時間を保証」
  • ほとんどの業務で、着手金以外は成功報酬とすることで、依頼事項が完了できなかった場合のリスクを保証

しています。

 

ご多分に漏れず、私自身も、これまで多くの商品・サービスを「保証」の後押しで購入してきました。

もちろん、保証が馴染まない商品・サービスもあると思います。
が、売上アップのために、「保証」の導入を検討する価値は十分あると思いますよ。

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。