来てほしくないお客さんを減らす方法
もし、あなたのビジネスがWebサイトやチラシを使って集客していて、
- 値段だけしか関心がないお客さんが多い
- 無理な要求をしてくるお客さんが多い
- クレーム客が多い
など、「来てほしくないお客さんが多いなあ」と思っていたら、原因はこれかもしれません。
<目次>
お客さんは、キャッチコピーに引き寄せられる
キャッチコピーとは、WebサイトやDM、チラシなどで使われる、一番目立つ場所に配置される人の注意を引く宣伝文句のこと。
あなたが来てほしくないと思っているお客さんは、Webサイトやチラシのキャッチコピーが引き寄せてしまっている可能性が高いです。
なぜなら、多くの場合、お客さんはまずキャチコピーを見てから、その先のステップに進むかどうかをか決めるから。
たとえば、eコマース最大手のAmazon。
キャッチコピーは、
「アマゾンで本, 日用品, ファッション, 食品, ベビー用品, カー用品ほか一億種の商品をいつでもお安く。通常配送無料」
となっています。(2022年4月現在)
このキャッチコピーは、
「とりあえずAmazonなら何でも売ってそう」
「Amazonならいつでも安く買えそう」
「Amazonなら配送料がかからない」
と考えているお客さんを引き寄せています。
もし、あなたのビジネスのWebサイトやチラシのキャッチコピーで、「価格の安さ」を全面に訴求していれば、価格重視のお客さんを呼び寄せるでしょう。
また、「どんなことでもご相談ください!」と訴求していれば、そりゃあ、無理な要求をしてくるお客さんが出てきても仕方ないと思います。
キャッチコピーを見直す際のポイントは?
キャッチコピーを見直す際のポイント。
それは、「一番来てほしい理想的な顧客像を明確にして、その人に呼びかける言葉を考える」。
これに尽きると思います。
あなたのビジネスにも、きっと、大切な常連さんや上顧客がいると思います。
- そういったお客さんは、普段どんな悩みを抱えているのか?
- そういったお客さんは、普段どうやって悩みを解決しているのか?
- そういったお客さんに、どんな解決策を提供できるだろうか?
そこからキャッチコピーを考え直して、言葉を磨いていけば、きっと、来てほしくないお客さんを減らすことができるでしょう。
ビジネス上のミスマッチは、自社とお客さんの双方にストレスがかかります。
来てほしくないお客さんを「自ら」引き寄せていないかどうか、一度、キャッチコピーを点検してみてください。
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鉾立 栄一朗
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