新規事業・新業態の作り方 5つのステップ【スモールビジネス編】

Pocket

 

こんにちは、鉾立です。

最近、中部地方で事務機器販売をされているクライアントさんから、「新しいビジネスを作りたいんだけど…」と相談を受けました。

今回は、そのクライアントさんにお伝えした、スモールビジネスが新規事業・新業態を作る方法についてシェアしようと思います。

 

ステップ1. ビジネスの在り方(事業コンセプト)を再定義する

まず、自社のビジネスはどんなものを世の中に提供しているのか?
つまり、「ビジネスの在り方」を再定義します。

「ビジネスの在り方」という言葉が抽象的過ぎてピンとこない場合は、「事業コンセプト」と言い換えてもよいと思います。
どんなコンセプトのもとでビジネスを行っているのか?
もっと言うと、終始一貫して、ブレることのないビジネスの基本的な方向性は何か?

これを言語化して、自分の考えにピタっとはまる、胸にストンと落ちるような「ビジネスの在り方」を再定義します。

そうすると、今までやってきたビジネスは、「ビジネスの在り方を実現するための一つの手法」だったということに気づきます。

例えば、鉾立榮一朗事務所で言うと、ビジネスの在り方は、「お客さんの“ハッピーな将来を実現する”お手伝いをする」こと。

その手法として、「法律手続きの助言・提案・代行」サービスをメインで提供しています。

 

ステップ2. 自社のリソース(経営資源)を洗い出す

次に、自社のリソース(経営資源)を洗い出します。

スモールビジネス・オーナーの場合は、「顧客」「人脈」「スタッフ」「スキル」「資格」「居住地」「資金」「個人財産」「家族」など、これまでの人生で得てきたものすべてがリソース(経営資源)になると考えて良いと思います。

思いつくまま、考えられるリソースをすべて書き出してみます。

 

ステップ3. 事業アイデアを出す

再定義した「ビジネスの在り方」(事業コンセプト)と、書き出した自社のリソース(経営資源)を基に、事業アイデアを出します。

自分の考えにピタっとはまる、胸にストンと落ちるような「ビジネスの在り方」が定義できると、制限が外れてアイデアの幅がグッと広がると思います。

この事業アイデアも、思いつくまま、考えられるアイデアをすべて書き出してみます。

そのうえで、自社のリソース(経営資源)を使って実現可能と思われる事業アイデアで、情熱を持てそうなものをまず1つ選びます。

 

ステップ4. マーケットを調べる(リサーチ)

この事業アイデアを念頭に置いて、マーケット、つまり、

  • 見込み客の悩みの種類や大きさ、感情
  • 競合の商品・サービスやポジショニング
  • 新商品・サービスの需要

を調べます。

このとき一番優先すべきなのは、既存顧客をリサーチすることです。

なぜなら、事業アイデアをビジネス化する際は、一から新しいお客さんを集めるよりも、既存のお客さんに新商品・サービスを提案する方が難易度が低いからです。

続いてネットでも、

  • Google
  • ヤフー知恵袋
  • SNS

などで、悩み、問題、解決策などを表すキーワードで検索して、事業アイデアをビジネス化するためのヒントや情報を集めます。

 

ステップ5. 実現可能な方法を調べて、小さく試す

最後に、事業アイデアをビジネス化するための実現可能な方法を調べます。

もし例えば、事業アイデアがオンライン動画を活用するビジネスであれば、動画撮影や動画編集の知識が必要になります。
その作業を自分でやるのか、誰かにやってもらうのか?
誰かにやってもらう場合は、知り合いにお願いするのか、クラウドソーシングを利用するのか?
など、実現可能な方法や費用を調べて、どの方法で進めるかを決める必要があります。

そして新商品・サービスのプロトタイプを作ったら、初めは、

  • 既存顧客への提案
  • ネットやSNSで小予算広告

で、小さく試します。

そこで成果が出たら、

  • 回転を速める
  • 投資額を増やす

ことで、ビジネスを少しずつ育てていきます。

思ったような成果がでなければ、更にリサーチを深めてから再度小さく試すか、別の事業アイデアに方向転換します。

 

コロナ以降、世の中に定着したものといえば、

  • マスク
  • 巣ごもり消費
  • テークアウト
  • オンラインサービス

などなど。

ほんの半年前には考えられなかったような変化が物凄いスピードで起きています。

我々スモールビジネス・オーナーに突き付けられたのは、この変化への対応。
今まさに、自分がビジネスを始めた目的、覚悟を試されているのかもしれません。

どんなビジネスでも、「未来永劫安泰」というものはありません。

今回の話が、あなたのビジネスの役に立つと嬉しいです。

 

追伸

また、あなたのビジネスに役立つ情報をお届けしますね。

毎週、確実に記事を受け取りたい方におススメです。

プレゼントを受け取って、Webマガジンに登録する

 

Follow me!

Pocket

The following two tabs change content below.
鉾立 栄一朗
西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た学びと、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。