あなたのホームページ、もしかしてまだ「http」?
こんにちは、鉾立です。
タイトルで
「あなたのホームページ、もしかしてまだ「http」?」
と言っておきながらお恥ずかしい話ですが、、
つい先日、ようやく自社サイト(鉾立榮一朗事務所、Change&Revival株式会社)を「https」に切り替えました。
なぜ、「https」(常時SLL化)が重要なのか
「https」とは、「http」によるインターネット通信をより安全に行うための規格のようなもの。
WebサイトのURLの頭にある「http」を、「https」に切り替えることによって、次のメリットがあると考えられています。
1.GoogleからのWebサイトの評価が上がり、検索結果のランキングへの好影響が見込まれる
Webサイトを「https化」することで、Googleの検索エンジンから「ユーザーが安全に閲覧できるサイト」として評価され、検索結果のランキングへの好影響が見込めると考えられています。
今や全世界の検索の9割を占めるGoogleですが、2014年に出した次の記事がその根拠であるとされています。
HTTPS をランキング シグナルに使用します
2014年8月7日木曜日Google では過去数か月にわたり、Googleのランキングアルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。 この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様にHTTPからHTTPSへの切り替えをおすすめしたいと考えています。(中略)
このランキングの変更は、グローバルでクエリの1%未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: HTTPS をランキング シグナルに …
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html
2. Webサイトの信頼性が高まる
ブラウザ上で「ユーザーが安全に閲覧できるサイト」であるとのお墨付きをもらうことで、Webサイトの信頼性が高まることが期待できます。
例えば、スマホ(iPhone safariアプリ)でWebサイトを閲覧したときのユーザーからの見え方を見てみましょう。
●「http」のサイトの場合
「安全ではありません」っていうのはちょっと嫌な感じですよね。
●対して、こちらは「https」のサイト(鉾立榮一朗事務所)
このように鍵マークがつきます。
もしユーザーが、同じような内容の2つのサイトを比べていたときに片方のサイトに鍵マークがついていたら、そちらのサイトを選ぶかもしれませんね。
どうやって「https化」したか?
鉾立榮一朗事務所のWebサイトは、2009年にBiNDというソフトを使って自作して開設しました。
長い年月をかけて大量のコンテンツが積み上がってきたため、ここ数年は、当初から使っていたレンタルサーバー(さくらインターネットのライト)では容量的に限界にきていて、サーバーの引越しを検討していました。
ただ、自分で作業をするには、調べる時間や作業時間、データが安全に移行できるかなど、結構ハードルが高くて、、
これはもう自分では無理!と考えて、BiNDの専門家として活躍されているBiNDismさんに作業を依頼しました。
BiNDでホームページを作成するバインドイズム – BiNDism
実は、自社サイトの「https化」は、「サーバーを引っ越すなら、https化も一緒にやっちゃいましょう」というBiNDismさんからの提案でした。
事務所に来ていただいて、作業はサクサク進み、あっという間に自社サイトを「https」に切り替えることができました。
自分でやっていたら、丸1日・2日はかかっていたかもしれません。
BiNDismさんからは、他にもBiNDとWordpressの連携など、サイト構成についての有益なアドバイスをいただきました。
お陰でサイトの方向性が定まり、いろいろとすっきりしましたよ。
もし単にhttps化だけなら、知識・スキルのオンラインマーケットの「ココナラ」なんかもアウトソーシング先の選択肢になるんじゃないかと思います。
ただ「https化」するだけではあまり意味がない?
ちなみに先ほどのGoogleの記事「HTTPS をランキング シグナルに使用します」には、次の記述があります。
全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。HTTPS は、優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの1つです。
つまり、「https化」したところで、そもそも良質なコンテンツじゃないとランキングにはあまり意味がないということ。
ということで、これからもユーザーにとって役に立つコンテンツをコツコツ積み上げていこうと思います。
もしまだあなたのWebサイトが「http」だとしたら、この記事が役に立つと嬉しいです。
追伸
また、あなたのビジネスに役立つ情報をお届けしますね。
こちらもぜひ
↓
無料でプレゼント
鉾立 栄一朗
最新記事 by 鉾立 栄一朗 (全て見る)
- 個人的、今年(2024年)のチャレンジ - 2024-01-03
- 個人的、今年(2023年)のトピック - 2023-12-27
- 仕事の生産性を上げる、無いと困る道具(ツール)3選【②リモートワーク編】 - 2023-12-20
- 仕事の生産性を上げる、無いと困る道具(ツール)5選【①職場編】 - 2023-12-13
- 長い文章(コピー)を最後まで読んでもらうコツ5つ - 2023-12-06