【至言】「もう駄目だと思ったときが、仕事の始まり」
今回は、日経トップリーダーに掲載中の記事、「稲盛和夫氏曰く「もう駄目だと思ったときが、仕事の始まり」」のご紹介です。
記事を知ったきっかけは、日経ビジネスオンラインのメルマガ。
記事のタイトルに入っていた稲盛和夫氏の名前に引かれて読んだところ、ビジネス系の記事では、久しぶりに胸アツになるドラマチックな内容で、ぜひスモールビジネス・オーナーにも読んでほしいと思った次第です。
ざっと内容は次のようなものになります。
- 稲盛和夫氏が主宰する「盛和塾」で学んでいた、福岡市で日産自動車の下請けとして塗料販売会社を経営する兄弟の物語。
- 時は1999年10月、事の始まりは、日産リバイバルプランでの「部品を納入するサプライヤー数を今後3年間で半減する」という発表。
- その後、あらゆる努力で日産幹部に掛けあうも、計24億円の仕事が消失。
- 稲盛和夫氏がよく口にしていた一つの言葉が、「もう駄目だと思ったときが、仕事の始まり――」。
- 「そこから本当の勝負は始まるのだ」と社員一丸で復活を果たそうと決意。
- 必死の営業活動で新規客を獲得し、新たなノウハウと実績を蓄積した上で、日産に対しても様々な改善提案を続ける。
- リバイバルプラン前の売上には及ばずも、利益率が低い仕事を切るなど高収益戦略に徐々にシフト。
利益額は以前よりむしろ増える。 - 最後に従業員家族との感動エピソードを紹介。
前職が企業再生コンサルの身としては、深く共感する内容の物語でした。
読むのにそんなに時間もかからないので、ぜひ一読を。
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日経トップリーダー|稲盛和夫氏曰く「もう駄目だと思ったときが、仕事の始まり」
そう言えば、以前働いていた職場の同僚から、「いざというときに頼りになる男」と言われたことがあるのを思い出しました。
「ピンチのときほど冷静に」が私の信条。
この先自分や家族が何らかのピンチになったときはもちろんですが、クライアントさんがピンチになったときも、その力になれるよう、これからも精進していこうと思います。
※こちらの記事で、稲盛和夫氏の直近の著書『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』をレビューしています。
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【書籍紹介】スモールビジネスにも有用。稲盛和夫氏の『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』
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鉾立 栄一朗
代表取締役 : Change&Revival 株式会社
西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。
「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。
企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。
また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。
「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。
家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。
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