祝100号!8年間ニュースレターを継続することができた3つのポイント


 

こんにちは、鉾立です。

鉾立榮一朗事務所で発行している地域金融機関の職員様向けニュースレター『顧客相談サポート通信』が、今号で100号を迎えました!

『顧客相談サポート通信』

創刊は2010年3月。

毎月欠かさず発行を続けて8年が経ちました。

振り返ると、時が過ぎるのはあっという間ですね。

当初、取引先の信用金庫様3店舗に配布を始めて、現在は、都内を中心に7金融機関・62店舗にこのニュースレター(紙媒体)をお届けしています。

また、 当事務所のホームページ経由で、個人でWEBマガジン【サポート通信オンライン】に登録される方も増えてきました。

地域金融機関の職員様はもちろん、士業、建設・不動産関連の方など、金融機関と接点がある専門家・実務家の方も多く登録されています。

ご関心がありましたら、ぜひ登録してくださいね。

【サポート通信オンライン】

 

なぜ、ニュースレターの発行を継続してきたのか?

端的に言えば、継続するだけのメリットがあったからです。

特に独立して間もないころ、ホームページ経由の集客が安定していなかった時期は、取引先信用金庫職員様からのご紹介案件が当事務所の集客ルートのほぼすべてでした。

独立してから1~2年は、職員様に役立つ情報の提供と、定期的な接触を保つためのコミュニケーションツールとして、このニュースレターをフル活用しながら徐々にネットワークを広げていきました。

すると、

「いつもニュースレター送ってくれてありがとうね!実はうちのお客さんで、○○で困っている方がいて、、」

「今月のニュースレターの事例によく似たお客さんがいるのですが、今度相談に乗ってもらえますか?」

と、自然にご紹介の輪も広がっていきました。

もし、ニュースレターをやっていなかったとしたら?

一度名刺交換しただけの職員様に「お客さんを紹介してください!」と「お願い営業」だけしていても、紹介の輪は広がらず、営業活動もそう長くは続かなかったでしょう。

 

8年間ニュースレターを継続することができた3つのポイント

なぜ、8年間ニュースレターの発行を継続することができたのか?

これについては、次の3つのポイントがあったと思います。

1.毎月発行すると決めたこと

私の場合、「毎月発行する」ということは当初から決めていたことでした。

これを、毎月ではなく、「気が向いたら発行」とか、「2~3か月おきに発行」とかだと、面倒になって、あるいは忙しさにかまけて、そのうち続かなくなっていたと思います。

私が尊敬するあるコンサルタントの方は、こんなことを言っていました。

「最初に、やるかどうかを真剣に考える。一度やると決めたらずっと続ける」

2.対象読者を具体的に設定したこと

このニュースレターの対象読者(ペルソナ)は、次のように設定しました。

・信用金庫の課長職の営業職員様

・都市銀行と差別化するためには、顧客への相談業務をやっていかないといけない

・でも、自分は法律・税金の専門家ではないから、お客さんに勝手なことは言えない

・いざというときに相談できる専門家、自分のブレーンがほしい

当事務所のニュースレターは、この設定した読者に向けて書かれています。

読者が決まっているので、内容がブレることなく、ネタに迷うことなく継続して書いてこれたのだと思います。

3.コンテンツのネタが枯れない仕組みを作ったこと

当事務所のニュースレターのコンテンツは、基本、次の内容になります。

・顧客の抱える問題を解決して、結果として融資実行や預金獲得につながった事例

・鉾立個人の話(仕事やプライベートの出来事など)

なぜなら、それが対象読者(ペルソナ)にとって面白いコンテンツであると考えたからです。

さらにこれらのネタは、まず、枯れることはありません。

例えば、事例は、「お客様の声」を集めている限りネタが尽きません。

鉾立の「どこそこに行った」的なプライベートの話なんて、言わずもがなですよね。

このコンテンツのネタが枯れない仕組みを作っていたから、8年間継続してこれたのだと思います。

 

さて、100号を達成したけど、今後はどうしようかな、、



もちろん、継続していこうと思います!

もし今やめたら、めちゃめちゃもったいないですからね。

あなたのビジネスでは、顧客との継続的なコミュニケーションツールとして、マーケティングツールとして、ニュースレターを活用している?

 

追伸1

ニュースレターについては、以前私が書いた記事も参考になると思うので、よかったらチェックしてくださいね。

面倒くさいけど、、やれば確実に競合と差別化できる方法【ザイアンスの法則】 | リバイバル通信 | 西荻窪の経営・起業アドバイザー
こんにちは、鉾立です。 当たり前のことですが、ビジネスというのは、数ある競合の中からお客さんに選ばれ続けることではじめて成り立ちます。 お客さんから選ばれ続けるためには、「競合との差別化を図る」という視点がとても重要。 あなたのビジネスは、どうやって競合との差別化を図っている? 今回は、面倒くさいけど、やれば確実に競合と差別化できる方法をお伝えしようと思います。 7年間継続しているニュースレター
自社ニュースレターのコンテンツネタに困らないためのアイデア18【前編】 | リバイバル通信 | 西荻窪の経営・起業アドバイザー
こんにちは、鉾立です。 前回の記事で、面倒くさいけど、やれば確実に競合と差別化できる方法として、ザイアンスの法則を根拠に自社ニュースレター発行の有用性について書きました。 面倒くさいけど、、やれば確実に競合と差別化できる方法【ザイアンスの法則】 そうは言っても、これからニュースレターを継続して発行していくとなると、「書くネタに困ったらどうしよう?」と考えてしまうかもしれません。 そう、ニュースレ

 

追伸2

「ニュースレターを始めたいと思うけど、いったい何から始めれば、、」という方はこちら

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。