なぜ、スモールビジネス・オーナーは学び続けなければならないのか?


 

自分でビジネスをやっているなら、常に学び続けることが必要だと思っています。

なぜなら、次の3つの要因があるからです。

 

1.外部環境の変化

ここ数年で、

  • コロナ
  • 人の移動制限
  • IT・デジタル化の加速
  • 物価上昇
  • 消費マインドの冷え込み
  • それらの要因に伴う取引先の事業環境の変化

など、外部環境の変化がビジネスに大きく影響を与えるようになりました。

よく、「ビジネスの成否を環境のせいにするな!」と言われますが、それは、世の中を一変してしまうような大ごとがないのが前提。

そのまま何も学ばないでいると、それこそ外部環境の変化の荒波に自社が飲み込まれてしまうリスクが高いと思います。

 

2.お客さんの変化

時が経つにつれて、お客さんの価値観も変化していきます。

時流に合った新商品・サービスが他社から発売されれば、それを試してみることもあるでしょう。

自社の商品・サービスと比較されて、他社に乗り換えられてしまうこともあるかもしれません。

あるいは、お客さんが歳を取ることで、自社の商品・サービスが合わなくなってしまうこともあるかもしれません。

また、「亡くなった」「遠方に引っ越した」など、自社の商圏から流出してしまうことも。

やはり学ばないでいると、お客さんの変化に対応することができなくなると思います。

 

3.自社の変化

自社、そして自分自身も、時が経つにつれて変化していくものです。

  • スタッフが辞めてしまって、その穴を埋める人材がいない。
  • 自分自身の加齢により、今まで通りのやり方では仕事ができない

など、何も対処しないでいると、ビジネスの継続に大きな支障が出てしまうでしょう。

 

これらの3つの要因は、ビジネス・オーナー自身が学びつづけることでしか、対応することはできないと思います。

そして、今学ぶなら、

  1. ビジネスの原理原則(ブレない経営方針づくり)
  2. マーケティング力の強化(集客、顧客との関係性づくり、人材確保)
  3. デジタル化(ビジネスモデルのアップデート、生産性向上)

が、スモールビジネス・オーナーにとっての3大学びの分野」になると考えています。

先の3つの要因も、これら3つの分野を学び続けることで対応できるものと考えています。

私の場合、学びの情報源は主に、

  • 書籍
  • オーディオブック
  • セミナーへの参加

になります。

最近のお勧めは、Google デジタルワークショップ

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無料でデジタル マーケティングの基礎が学べます。

最初の学びのステップとしては最適だと思いますよ。

 

追伸

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。