【仕事術】“締め切り効果”を最大限に活用するコツ


 

「追い込まれないと、やる気が出ない…」

そんな人って、けっこういるんじゃないかと思います。

かくいう私も、もともとそのタイプの人間。

が、最近は、いわゆる“締め切り効果”を最大限に活用して、コンスタントに集中力を発揮できるようになってきました。

ポイントは、“締め切り”に意図を持たせること。

私の場合、“締め切り”に次の3つの意図を持たせています。

 

1.仕事の成果が他者に及ぼす影響は?

一番効果的なのは、設定した締め切り内に仕事をやり遂げると(or やり遂げられないと)、お客さんや取引先にどんな影響があるか、をイメージすることです。

お客さんや取引先に

「安心してもらえる」
「喜んでもらえる」

といったイメージが湧くと、設定した締め切り内に仕事をやり遂げようというモチベーションが生まれます。

あるいは、お客さんや取引先に「迷惑をかけられない」と思うと、設定した締め切り内に仕事を終わらそうとする強制力が働きます。

 

2.自分との勝負!

他者に及ぼす影響が直接的に生まれないような仕事の場合は、締め切りに「自分との勝負」という意図を持たせます。

「時間内に終わらすことができれば勝ち」
「時間を短縮することができれば勝ち」

と、仕事にゲームの要素を取り入れます。

すると、時間内に、早く仕事を終わらすための工夫をするようになります。

私の場合、自分だけで完結するような仕事の場合は、

  • タイマーやストップウォッチをセットする
  • 作業マニュアルの精度を上げる

などして、「自分との勝負」を楽しんでいます。

※参考記事

自由なワークスタイルに効果的な時間術

1日の仕事を予定通りに終わらせるコツ

時おり発生する作業系の仕事をする際に役立つツール

 

3.ご褒美は何?

「時間内に終わらせてから“おやつタイム”」
「平日中に終わらせて、仕事を忘れて休暇」

など、締め切りに「自分へのご褒美」という意図を持たせることも多いです。

私の場合、平日のランチタイムはAM11:30からとしているので、11時頃からの追い込みはけっこう激しいです(笑)。

同じように、16時は「おやつタイム」にして締め切り効果を活用しています。

楽しみな予定があれば、それまでに必ず仕事を終わらせるようにするものです。

そういう意味では、仕事以外の楽しみを持つことって重要なんだな、と思います。

 

2週間ほど前、息子に発熱があり、急遽、保育園を3日間お休みした週がありました。

平日仕事でフルに稼働できた日は2日のみでしたが、夫婦で交代して息子の相手をしながら、もの凄い集中力を発揮してなんとか乗り切りました。

時間がないと、ないなりに、なんとか工夫してやれるものですね。

 

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西荻窪の経営・起業アドバイザー/財産承継コンサルタント。 「経営の原理原則」をテーマに研究を重ね、これまで数多くのクライアント支援から得た経験と、自らの事業活動による実証を加えたノウハウ・ドゥハウを体系化。 企業経営者、特にスモールビジネス・オーナーの転ばぬ先の杖となり、「経営の原理原則を実践する経営者を増やしてハッピーな世の中を創る」ことを使命とする。 また、「借り入れ時に個人保証を求められる中小企業経営者にとっては会社の財産も個人の財産も一体」との現実、「事業承継にまつわる諸問題」などとも向き合いながら、クライアントの財産承継コンサルティングに取り組む。 「経営と財産は両輪」との信念のもと、クライアントの身近な参謀役(アドバイザー)として日々活動している。 家族は妻と息子と猫(キジトラ雄)。中野(自宅)⇄西荻窪(事務所)を行ったり来たり。